雑誌は最も身近で最も手軽なメディアであり、最も扱いにくいメディアかもしれません。その読み方・探し方について、少しだけ考えてみたいと思います。

雑誌の読み方・探し方

 

 
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 ■ 編集後記


 

雑誌の読み方・探し方(2006.12.2.)

雑誌というメディアと氾濫する情報

雑誌は気軽に読めて、気軽に捨てられるメディアです。新しいものは書籍よりも雑誌の特集などで知ることが多いですね。それだけ雑誌の記事は鮮度が命。古い情報はどんどんふるいにかけられて忘れられます。読む側にとってもそうですね。

現代に生きるわれわれにとって、情報は常に氾濫し、それを制御することが重要になってきます。新しい、鮮度のいい情報を敏感にキャッチするには、ある意味古い情報をどんどん捨て、忘れていかなければなりません。それがある意味、現代の生きにくさと通じるものがあるようにも思います。

雑誌記事へのアクセスの難しさ

どこかでたまたま見かけた記事が、実は自分の仕事や考えていることにとって重要なヒントを内包していた、ということはよくあることですが、それらはすぐに忘れ去られていきますから、それを再度見つけ出すということは大変難しいことです。

書籍名に関しては現在では大変充実した検索システムが構築されつつありますが、雑誌記事に関してはまだまだこれからという部分が多いように思います。

雑誌記事へのアクセス手段

最も手軽に使える索引は、国会図書館の雑誌記事索引ですが、こちらはまだ収録途上で、一般週刊誌などの記事はかなり新しいものしか入っていないようです。

雑誌記事を調べるのに、最も使われているのが大宅文庫です。こちらは私立の図書館ですので、利用料もかかりますし、複写料金も決して安くありません。しかし、主に雑誌の編集関係と思われる人々でいつもごった返しています。こちらは検索出来ること自体が商品ですから、サイト上には公開されていません。ただ、八幡山に出かけて入館料金を支払い、検索して必要な雑誌を閲覧して複写を頼む、という手続きを踏めば、一番容易に求める資料にアクセスできるのではないかと思います。

雑誌の情報をいかに活用していくか

いずれにしても、雑誌は最も身近で最も手軽なメディアであるとともに、実は最も扱いにくい、活用の仕方が最も難しいメディアかもしれません。今後はこうした索引ももっともっと整備されていくことと思いますが、氾濫する情報を如何に制御し、新しいものを作っていくかという問題は、常にわたした地に付いて回るように思います。

情報の整理の問題については、この項の容量をはるかに越える巨大なテーマになります。いずれ機会を改めて考察してみたいと思います。



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