神田神保町は日本最大の古書店街。毎日たくさんの人が本探しにやってきます。三省堂や東京堂
などの新刊書店も充実。喫茶店や飲食店街も充実していて、本好きなら一日たっぷり過ごせる街です。

本の街・神田神保町で探そう!

 

 
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 ■ 編集後記


 

本の街・神田神保町で探そう!(2006.11.27.)

日本最大の古書店街

全国に古書店街はたくさんあります。都内でも、東大近くの本郷や、早大近くの早稲田にも古書店はたくさん並んでいます。しかし、それらをはるかに凌駕して充実しているのが神田神保町の古書店街であるといえるでしょう。

古書店街の様子を知るには、まずは公式サイト『BOOK TOWN じんぼう』をご覧下さい。(こちらのサイトでも、今後神保町の風景写真などを掲載しようと思っています。)靖国通り沿いにずらっと古書店が並ぶさまは圧巻です。通りを一つ入ったすずらん通り・さくら通りにも古書店はかなりありますが、最近少し減る傾向にあるのは残念なことです。

古書の値段

ブックオフなどと違い古書店街に並ぶ本は、ワゴンセールになっているような本を除けば、それなりの値段がついています。場合によっては新刊のときよりも高くなっていることもあります。私もどうしてもほしい本を新刊の二倍の値段(絶版になっていたため)で買ったあとに文庫で出てしまい、泣くに泣けない思いをしたことがありましたが、そのあたりのスリリングさも古書を買うことの面白さではあります。

しかし、古書を買うことに慣れると、神保町の古書店街で売っている古書の値段は、根拠のある値段だなと思うようになってきます。ですから、なるべく安く買いたいと思うときでも、神保町で売っている値段を基準にして古書を探し、それよりやすく買えればラッキー、と思っています。特に全集などの場合は数万単位になりますから、状態や月報の有無なども含めて納得の行く値段で買い求めたいものです。

お店の得意ジャンルを把握しよう

神保町の古書店の特徴は、書店ごとに得意ジャンルがはっきりとあることです。このジャンルならこの店とこの店、となりますので、自分の専門の分野の書店には何度も通うことになり、どのあたりに何があるのか覚えてしまったりします。畑違いのジャンルの本を探しに入ったことのない古書店に入ってみるのもなかなかスリリングで面白い体験です。こんな本があるのかと驚くこともよくあります。このあたりは『BOOK TOWN じんぼう』が参考になります。

新刊書店、飲食店、喫茶店

神保町には新刊書店もあります。特に大きいのは三省堂本店です。私は仕事の本を探すときなどは三省堂にいくことが多いです。文学関係の新刊書などは東京堂で、マンガならば書泉ブックマートで探しています。

三省堂には自遊空間、東京堂にはふくろう店というサテライト店があり、雑誌などが中心の品揃えになっています。どちらも少しカジュアルな雰囲気で、リラックスして気軽な本を探せる感じがあります。

神保町は飲食店や喫茶店もたくさんあります。それぞれお勧めはありますが、好みもありますので、どうぞいろいろな情報を見て探訪してみてください。本探しブログの方ではときどきそういうお店も紹介していきたいと思います。

  

  

  

公式サイトをご覧下さい。

BOOK TOWN じんぼう

古書店の場所を地図で示してくれる「ジンボウナビ」、88店舗の古書を検索できる「古書データベース」、「3000円で買える本」という基準で集めた「バーチャル書棚」などのほか、イベント情報なども掲載されているオフィシャルサイトです。



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