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2007年03月 アーカイブ

2007年03月28日

ベネッセ

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

ベネッセは教育産業の最大手に成長しました。中高生が中心だった「進研ゼミ」から小学生以下の子どもたちに対象を広げて成功したことが大きいでしょう。「親しみやすくて教育的な内容」、という親の望む最大公約数的な願望をうまく実現しているところにあると思います。

この「最大公約数の願望」というのをつかむところが企業活動としての営業の最も肝心なところでしょうし、また公教育がつかまえるのが苦手なところでもあると思います。

そういう意味で、ベネッセは現代の教育産業の最も代表的な成功例ということができると思います。


ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

幼児教材は、今最も注目されているものだと思いますが、ベネッセはその先駆けとして、大きな先行者利益を受けていると思います。子供の興味のつかみ方など、たくわえられたノウハウは評価すべきでしょう。


ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

いまや出産子育てはある種社会的、というか市場経済的にサポートされるものになってきています。教え教えられる人間関係が希薄になりつつある今、現実に助けられる人たちは多いでしょう。


ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ


原点の「進研ゼミ」も健在です。私も大学受験のときに受講しましたが、標準的で素直な問題で、自分の力を受験生全体、あるいは学習すべき内容全体の中で把握するのに役立ちました。「通信添削」は今でも、自分のペースで学習したい人、自分の「答案」の良し悪しをチェックしてもらいたい人にはコストパフォーマンスから考えて一番有効な手段ではないかと思います。

学研

「ショップ.学研」には、学研の書籍・雑誌定期購読・教材など、乳児から大人まで豊富な商品が満載

教育産業、出版社系では老舗は「学研」ですね。私の子どものころは、業者の方が「科学」と「学習」を学校に売りにきました。毎号、「学習」の付録の読み物と、「科学」の付録の教材が楽しみでした。「ことわざ」を覚えたり、水栽培のサフランを育てたり、「科学と学習」がなければきっと体験しなかっただろうということはたくさんあります。そういう意味では学研という会社は、子ども時代にとても親しみのある会社でしたし、今でもある感謝の念があります。

その学研は、総合教材メーカーとしての方向性を探っているように見えます。

作家手作りの小物をはじめ、選りすぐりの雑貨がいっぱい。

ナチュラル雑貨を扱っているのは驚きですが。

貴方だけの休日を満喫できるワンランク上の遊びのカタログ【週末道楽】

大人の童心をくすぐるアイテムというのは、学研にはふさわしい商品かもしれません。

図鑑、教材など、小・中学生向けの教材を集めました

しかし、学研の強みはなんといっても小中学生向けの実物教材にあると思います。今でもこの分野では、学研の「世界の不思議に対する憧れ」を刺激する力は衰えていないように思います。

「ショップ.学研」2007年度新1年生入学お祝いキャンペーン

時は新学期。自分が感じたワクワクを、子どもにも味わってもらいたいと思うのは、きっと私だけではないでしょう。

本物の体験をしよう! 勉強を楽しもう!学研の小学生向け、学年別教材「科学」と「学習」。

やはり定番。「4年の科学」「4年の学習」のページを見てみましたが、これを見て涙が出るほど懐かしく、ワクワク感を覚える人はきっと一杯いるんじゃないかと思います。

1教科1日10分。教科書にそった家庭学習教材。1教科あたり月々1,000円から。資料請求はこちらから。

やはり勉強の喜びは、自分の知らない世界をのぞき見ているような、そういう興奮にありますね。それを小学生のうちに感じることができるかどうかが、その人の一生を左右するように思います。

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