「個人の気を振興させて「士」を育てる」という教育は基本的に戦後は行われなくなっていて、我が国の現在が振るわないのもまさにそうした「気概を持った士」が少ない、育てられていないことにあるのだなあと思ったのだった。
122ページまで読んだ。「士」「士気」についてはこの先に詳論されているようなので、またこのあたりは読んでいきたい。この辺りが恐らくは、「現代の日本の保守主義」にとって最も重要なものなのだろうなと思う。