5.大雨/「iPhoneを探す」とその精度/「偏愛ハートビート」のヤンデレマンガとしての新しさなど/ハーレムものとヤンデレ:恋愛の多様化とその反動(06/03 09:40)


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「結婚するって言ったよね?」はお父さんが可哀想すぎるというかある種の令和の「ダメおやじ」なのかという感じだが、どうなんだろう。インディーズ作品だから編集者の手が入っていないわけで、突っ走っている。どこまで、そしてどこへいくのだろうという感はある。それもインディーズの良さというものでもあるかとは思うが。行き先が良くも悪くも予想がつかない。

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ヤンデレが主人公の作品といえば「週刊漫画Times」に連載されていた「ヤバい女に恋した僕の結末」などが思い浮かぶが、最近増えているかなという気がする。

あと、最近増えている印象があるのはハーレムもので、それも昔は無理矢理でも一人を選ぶ、という結末だったのが「僕たちは勉強ができない」ではマルチエンド、それぞれの女の子と結ばれるエンドが何種類も描かれるという、これは私は知らない分野だがギャルゲーの影響なのか、そういうのが出てきてへえっと思った。

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しかし、最近ではもう「みんな恋人で共同生活!」という「カノジョも彼女」とか「何十人恋人がいても平等に扱う彼氏の鑑」という「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」みたいな作品も出てきて、こういうのもある種「恋愛に対する価値観の多様化」みたいな世相を反映しているのだろうなと思う。

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一人の男に執着するのにそれ故に恐れられて傷つき、結果的に次々と男を代えていくヤンデレと「別に彼女は一人でなくてもいんじゃね?」というハーレム的恋愛観は同じ現象の裏表というか、要は一夫一婦的価値観の揺らぎみたいなものなんだろう。これはLGBT的な恋愛の多様性に対する寛容というものとも関係するのだろう。またロリータ的な恋愛に対する規制が強まれば強まるほどそういう表現作品に対する需要が高まっているのも人間というのはそういうものだよなあとは思う。

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「好きなもの、やりたいこと」に対してこそ冷静に計画的に実現していくべき、みたいなことを少し友人と話して考えたのでその辺を書こうと思っていたのだが、まだまとまっていないのでまた書きたいと思う。


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