2.「綺麗にしてもらえますか。」9巻/「頼山陽の思想」/Twitterの特性:簡潔性とハブ機能/オールド左翼とwokeは別物/ウィズコロナと集団免疫(11/26 10:16)


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11月26日(土)晴れたり雨が降ったり

昨日は母の薬の処方箋を取りに病院に行って、それを差し入れと一緒に母の入っている施設に届けたり、市の保健センターにコロナワクチン4回目の接種の住所地外の手続きに行って予約も取ってきたり、朝アフタヌーンとスペリオールを買い、昼前にビッグガンガンと「綺麗にしてもらえますか。」の9巻を買いに行ったりした。

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「綺麗にしてもらえますか。」は記憶喪失の熱海のクリーニング屋さんの金目さんの話なのだが、作者さんの熱海愛が溢れていて、熱海の土砂災害の時にはつい同じ温泉地に住んでいるものとして義捐金を送ったりすることになったので微妙に影響を受けている。そういう意味でも個人的にも印象に残る作品。クリーニングの技術を描写したところなどとても面白いのだけど、金目さんをめぐる人間模様もさまざまな行事を挟みつつ緩やかに進行していて、その辺りも好きな作品。ヤングガンガンの連載なのだが、次の10巻で終わるということらしい。少し残念だが、この作品に関しては単行本派なので、名残を惜しみつつ次の巻が出るのを楽しみにしたいと思う。

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「頼山陽の思想」今日が返却期限なのだがまだ147/333しか読んでいないのでこれは買おうと思う。先日丸善丸の内本店で見た時には在庫があったので、購入して続きをしっかり読みたい。なかなか腰を落ち着けて読む時間がないのが残念なのだが、自分が今後考えていくことにとっても必要なものだと思うようになったので、きちんと手元に置いて読むことにしようと思う。

それにしても、返却期限のある図書館の本を読むのは、短い時間の中で読むべきものを読み取ろうとすることに意味があるなと思った。借りてみて「これはちょっと今読むのは無理だな」と感じてすぐ返すものもあり、期間内にきっちり読み終えるといういわば当たり前のことが最近はなかなかなくなってきた。若い頃はとにかく最後まで読む、という感じで読み切りはするのだが後で何を買いてあったかちゃんと覚えていない、みたいなことも結構あったのだけど、最近は今自分が読む意味をはっきりと感じていないとちゃんと読めないことが多い。その分昔より深く読んでいるつもりではあるのだが。いずれにしてもその時に読める範囲で読むしかないのだけど。

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Twitterに関して。Twitter社の動きとしては、イーロン・マスク氏が買収及び経営に乗り出したことで大幅なリストラが行われ、今まで政治的に、特に左派・wokeに有利になるように動いていた部分が大幅にカットされ、よりニュートラルな運営がなされるようになって歓迎の声が上がっている。左派メディア(といってもオールド左翼ではなくフェミニズムやラジカルリベラルのwoke系)の人々は大幅に既得権益を奪われたことで憤懣やる方なく、またそれらを支持する人たちは「Twitterは終わった」などといってマストドンに移ってそこでも騒ぎを起こしている、というようなドタバタが続いているので、Twitter騒動は未だ現在進行中ということだろう。

SNSというのはそれぞれに特性がある訳だが、Twitterの特性として「趣味人が交流し繋がりながら蛸壺化できる」というこちらのnoteの指摘が面白いなと思った。

https://note.com/mogura2001/n/n9cd65cd13624

Twitterは同好の士も見つけやすいし、一旦火がつくと全体にパッと広がるという特性を持っていて、これは「古き良きインターネット」の「いい面」が受け継がれていると言えるのではないかと思った。Twitterは言葉も映像も画像も取り扱えるけれども基本は140字の文字メディアであって、その「簡潔性」が重要なのだと思った。それゆえにTwitterは内部から外部のメディアに繋げるものとして機能していると言う指摘はその通りで、いわば空港と同じように「ハブ」の役割をしている、乗り継ぎ場所として機能していると言うことなのだろうなと思う。


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