10.駿河台から神保町を歩く/過去に向かうベクトルに取り囲まれる(04/08 10:00)


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まだ死ぬわけでもないのに、年を取ってから蔵書を整理して身軽になる人が割といるのは、残り少ない人生の中で過去へのベクトルをなるべく捨てて、新しい方向へ少しでも身軽に進みたいという気持ちの表れなのかなということも思った。

実家の方でも作業場の大量のマンガは連載が終わったものは書庫的な場所に移したりまあそれは置く場所に困ってやっていることだけど、そういう感じで普段作業する場所に新しいものだけを置いておくことはそれなりに意味があることかもしれないと思ったりはした。

全体的に自分が使いやすいようにというか、自分がこれから生きていくのに生きやすい場所になるように、部屋の中を整えていく、というより作っていければいいなと思った。


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