4.飲みと眠り/アニメを見る:「2.5次元の誘惑」の構成の上手さ/「逃げ上手の若君」の自然描写の美しさ/マンガを読む:「ふつうの軽音部」の人間観察の凄さ(07/21 13:16)


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7月21日(日)晴れ

溜まっていたアニメを少しずつ見ていて、昨日は「2.5次元の誘惑」の2話と3話を見た。2話は本当に再構成が上手くて、美花莉のパートを情感たっぷりに作っていて、1話目との落差が結構あった。3話は原作中でも一番エロみが強いところなので、一体どのように演出するのかと思ったが、割合ストレートにやりながらあまりいやらしくない感じになっていて、やはり構成が上手いなと思った。今回からROM作りに取り掛かり、次回は初イベントに参加するということで、私が序盤の最大のヤマ場だと思っている原作12話あたりも入りそうなので、とても楽しみだなと思う。

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夜は緊張感があったのが、少し日本酒を飲んだら急に緊張が解けて、急に緩んだ感じがあり、早めに寝ようと思っているうちに午後11時30分の「逃げ上手の若君」が始まってしまった。録画していたから起きてから見ようと思ったのだけど、ついテレビをつけてしまったら面白く、最後まで見てしまった。こうなると12時に公開されるジャンププラスの「ふつうの軽音部」も読みたくなり、読んだらとても面白く、つい1時過ぎまで何度も読んだりコメントを読んだりしてしまった。もう土曜の夜は諦めて逃げ若を見てから軽音部を読んでから寝るようにした方がいいかもと思った。

いつもそうしないのは夜寝る前にそういうことをやると眠れなくなることが多いからなのだけど、昨日は割とよく眠れて、起きたら6時だった。この時間まで最近はなかなか眠れないので良かったなと思っていたのだけど、ネットを少し見て逃げ若を最初から見直してご飯を食べてブログを書き始めたら調子が悪くなってしまい、しばらく横になっても調子が戻らず、少し2階のベッドで寝たがもう暑くて、1階に降りてきて入浴したらだいぶマシになった。

仕事がある日はその緊張感で落ち着いてじっくり取り組めないところはあるのだが、逆にその緊張感で体調が維持されてなんとかなる部分もある。

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「逃げ上手の若君」は自然描写とか、いわゆる「背景」と言われるところの描写が美しく、今回は森の中の描写が「もののけ姫」のような凄さがあった。ところどころに絵巻物とか、美術史的なテイストを織り交ぜつつ、あくまでも現代のマンガでありアニメであることを実現していて、面白い。

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次回から信濃守護・小笠原貞宗が出てくるが、彼は作中では最大の敵でもあり、一方で時行は彼からもいろいろなものを学んでいく。特に流鏑馬や戦場においての弓術は、圧倒的な巧者である貞宗の弓から多くのものを学んでいて、敵を師として学ぶというのはある種の少年マンガの王道でもあり、胸が熱くなるなと思うのだった。

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「ふつうの軽音部」は今回も面白い。文化祭に出演する1年生バンドとして鷹見たちのprotocol、大道さんが加わったColor Circuit、鳩野と時々話す軽音部員・真島るりのるりるり帝国、カッキーとヨンス(鳩野たちが最初に結成したバンド・ラチッタデッラのメンバー)が加わり、protocolの田口がサポートに入っている吉田商店の4つが出てきたが、それぞれが癖があって面白い。こういうのは例えばワンピースで「最悪の世代」がまとめて紹介されるようなワクワク感があるのだが、圧倒的強者感のprotocol、ギャルバンとしてはSound Sleepの方が良かった(鳩野談)のColorCircuit、るり以外は圧倒的頼りない男子たち感のるりるり帝国、オリジナルメンバーがすでに吉田さんしかいない感じで、protocolでは目立たないのにここでは高身長で目立ってしまう田口がいる吉田商店など、すでにいろいろ「あるある」が見えていて面白い。

今回は勘違い男子のヨンスが主人公のようなものだが、それを裏で操る厘ちゃんの陰謀がなんなのかというサスペンスがあり、吉田さんがヨンスを「無理」と思っている描写とか、すでに波乱含みの要因がいろいろあって面白い。


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