中国で農民暴動が頻発しているが、最近では当局と開発業者が結託して農民から土地を強奪するケースが増えているらしい。
中国側のまとめでも、昨年の前半期に起こった農民暴動は130件で、うち土地収用をめぐるものが87件を占めているという。中国革命の成り立ち、毛沢東の「農村が都市を包囲する」という戦略を思い起こしてみると、中国共産党は自らの存立そのものを否定しつつあるのではないか。
これではまさに「人民の敵」である。