5012.大本に対する弾圧/「なぜ人を殺してはいけないか」(07/11 08:37)


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もともと、人を殺そうなどという人間は、自分の人生に生きる価値が感じられなくなって、人の命に対する感覚も軽くなってそういう気持ちを起こす、つまり人を殺すということ自体が遠回りな自殺であるという場合が多いだろう。「虫けらのように」という言葉があるが、つまりは生きること自体に価値がない、という歪んだ思い込みからそうした行為に走るのだといえよう。それを考えてみると、子どもを殺す殺人犯からユダヤ人を殺すヒトラーまでそういう思い込みは共通しているように思う。歪んだ確信に満ちた彼らに「人生には生きる価値がある」と主張しても無駄だと言われればそうかもしれないが、しかしそれしかわれわれのよりどころはないのではないか。最終的にはどちらの確信が強いかが勝負であるし、まともに考えればわれわれの側の方が圧倒的に強いことは当然だろう。もちろん、彼らの側の方が強くなることがあるとしたら、それは人類そのものが滅びるときであるが、逆に言えばそれもまた「神」とか「造物主」といわれるものが定めた摂理なのかもしれない。


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