昨日。とりあえずの日記をアップしたあと、4時ころまでかかって村上春樹『海辺のカフカ』を読了。ある意味スピリチュアルであり、神話の構造を使ったというより神話そのもの的であり、「かえる君、東京を救う」的であり、『ねじまき鳥クロニクル』に匹敵する渾身の大作、という感じだった。「オイディプス王」を根本にすえているので、おそらく欧米の読者にも読みやすい作品なのだろうと思う。帯に「ハーバード・ブックストアで1位」と書いてあるし。
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