昨日帰郷。お昼から親戚の集まりが合ったため、いつもより早く9時前に家を出る。通勤時間だが、地下鉄の中は空いている。いつもこんなものならいいのだが。東京駅の券売機で座席予約状況を見たらほとんど埋まっていたので、念のため座席指定を取った。丸善に戻り、何か読もうと思って下川浩一『「失われた十年」は乗り越えられたか』(中公新書、2006)を買う。経済分野は自分から積極的に読んで行かないとなかなか理解の足りないところ。バブル崩壊と平成不況における自動車産業のあたりを読んでいるが、面白いし知らなかったことが結構ある。その期間における日本メーカーの成功と失敗。ビッグスリーの成功と失敗。やはりそれぞれ国民性が反映しているという分析はなかなか面白い。トヨタ・ホンダが勝ち組で、ダイムラー・クライスラーやGMが苦しんでいる現状が納得出来た。まだ読みかけ。
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