さらにブックセンターの本店に行き、適当に道を南下。東京国際フォーラムが見えてきた。なんだかモーツァルトの巨大なコンサートが行われているらしいが、どうもあまり近づく気がしない。銀座の領域に入ると人が膨大に増えてきて、中央通に踏み込むと歩行者天国の車道も歩道も人が溢れていてああ来てはいけない日に来てはいけない所に来てしまったなという感じ。教文館で本を物色しているうちに古井由吉『辻』(新潮社、2006)を見つけてしまい、買う。あの蓮実との対談を思い出すとやはり読まなければいけないだろうなという気がしていたのだった。少し読み始めてみたが、「父」の問題がドドーンと正面からぶつけられていてうひゃあと思う。
夜はなんとなく阪神巨人戦を見ていたが、テレビが途中で中継をやめてしまったので久しぶりにラジオで続きを聞く。聞いているうちにうとうとしてしまい、気がついたら阪神矢野がインタビューを受けていた。三塁ベースに当たるさよならヒットか。うーん、力と力が拮抗した試合はそういう運命のいたずらのようなことで勝敗が決するのだなと改めて感慨を覚える。
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