4602.『志賀直哉はなぜ名文か』/大河原遁『かおす寒鰤屋』(05/09 08:12)


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夕食の買い物をして家に帰ると、アマゾンのマーケットプレイスで注文してあった大河原遁『かおす寒鰤屋』(集英社ジャンプコミックス、1996)が届いていた。志賀直哉を読んだり漫画を読んだり。『かおす寒鰤屋』は骨董商の話で「薀蓄+ドタバタ+美少女おたくっぽさ+まとまった(まとまりすぎた)ストーリー」というパターンがもう10年前に確立していたことには驚いた。若書きなのは否めないしジャンプの連載では薀蓄ものはきついだろうなと思う。ネットでいろいろ調べると「大河原正敏」の名で手塚賞の佳作を受賞していて、初期作品集も集英社から出ているらしく、またマーケットプレイスでワンクリック注文してしまった。たいした値段ではないけれど、あんまり簡単に買えると日本の書籍文化を守ってきた古本屋の将来がどうも憂慮されてしまう。1968年群馬県出身、か。

ジントニックを2杯飲んで寝たら5時前に目を覚まして夢うつつのうちにいろいろなアイデアが湧いてきて面白かった。酒はやはり一種の幻覚剤なのだろうか。


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