4519.頭を使ってはいけません/亀田世界戦苦情対応マニュアル/サッカー日本代表13人/靖国問題は中国問題(08/05 23:56)


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昨日上京。整体でからだを見てもらったとき、「頭をゆるめないといけません」、ということばが「頭を使ってはいけません」、と変に変換されてしまったような感じで、どうも何をやるにもあまりやる気が起きずに困った。まあ確かに頭を使いすぎているのは事実で、その言葉を都合よく怠けるのにからだの方が利用している(私の身体はそういう意味で相当現金でわれながら赤面する)ような感じだ。帰りの特急の中でもほとんどうつらうつらしていたし、地元の駅で降りてから『王様の仕立て屋』の11巻を買って帰り、2時過ぎまで新しい巻と古い巻を何度も読み直していた。

<画像>王様の仕立て屋~サルト・フィニート~ 11 (11)

集英社

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『王様の仕立て屋』ではベアトリーチェというキャラクターがファンサイトで一番人気になっていたが、確かに彼女が一番キャラが立っているだろう。「押しの強い女」を描くのが得意な大河原遁のキャラクターの中でも、一番楽しんで描いている感じがする。躁狂的な陰謀好きなのに角々がピシッとあってる女というのは作者自身の方向性に一番マッチしているということなのかもしれない。しかし脇役だから生きてくるキャラではあると思うけど。相変わらず面白い。

今朝起きたのは9時ごろで、その後ものたのたしていた。だいたい頭を使わないと何一つ出来ないんだよなあと全く頭に頼りきりの生活をしてるということに改めて気がつく。これで頭がろくに動かなくなったら全くの無能という感じだ。ボクシングが出来るとか、偉大なことなんだよなあと思う。

こういう日は断片的な情報を拾ってきて断片的なことを考えることが多い。だから何なんだ、というような。亀田の世界戦の問題は下手するとどんどん広がりそうだ。しかし上村愛子のサイトとかに暴力的なコメントを書き連ねる輩がいるとか、そういうのはちょっとどうかしている感じがするなあ。TBSとか背後関係的に話題になっているところに書き込みに行くとかならまだ理解可能だが。

勝谷誠彦氏の日記は従来からよく読んでいるが、TBSの内部文書とされる苦情対応マニュアルはいろいろな意味で面白い。1990年代、オウム報道に関連して一度だけ朝日新聞に電話をしたことがあるが、木で鼻をくくったような、というより学生のサークルに電話したらわけのわからない返事をされた、に近いような対応をされたことがあるけれども、それに比べると相当「洗練」されている。「皆さんのご意見は今後の番組の参考にさせるよう真摯に受け止めさせていただきますとだけ答え、決しては謝罪しない」とか、「話の長い視聴者よりの電話にはとりあえず付き合い、「はい」などと時折合図地(原文ママ)をうつ(この際なるべく神妙な態度を装う事)」など、結構笑えるし(「合図地」という誤変換がそのままになっているのはご愛嬌だが)、そういえば電話や店頭で苦情を言いに行ったときにこういう対応をされて気分を害したことがあったなということが思い出されたりした。

まあ「苦情」というのは真剣に受け止められることは少なく、たいていの場合適当に「処理」されるに過ぎないのだが、というか自分も苦情を言われる側になったらある程度はこれに近い対策を組む場合もあるだろうなとは思うのだけど、ここまであからさまだと苦情を言うのもそれに対応するのもばかげた無駄な茶番に過ぎない感じだ。

それにしても私自身が全く関心を持たなかった、というか無意識下で完全にスルーしていた試合に世間が多大な関心を持ち、その余波が相当続くというのもなんだか不思議な感じがする。

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