4518.原爆忌/「モーツァルト 神か天才かそれともアホか」(08/06 09:30)


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今日は原爆忌。アメリカが広島に原爆を投下し、世界最初の核兵器が日本に対して使用されてから今年で61年。ある意味遙か昔のことだが、こうの史代『夕凪の街 桜の国』といった優れた作品が生み出されるほどには、日本の人々にまだ大きな傷跡を残している。起こったことは取り消せない。そこから生まれる無数の物語が、せめて未来になにかの美しさを残すことが出来ればと祈るばかりだ。原爆に関連したたくさんの記録、作品を子供のころから無意識のうちに見てきているけれども、ここまで珠玉に昇華された作品はないような気がする。逆に言えば、記憶が生々しいうちは、この美しさは受け入れられなかったと思う。60年たったからこそ、こうした表現が可能になり、また受け入れられたのだと思う。そして、まだまだ受け入れられない人は、おそらくいるのだと思う。

<画像>夕凪の街桜の国

双葉社

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昨日はあまり動けずにいたが、朝気付いてこれは冷房病だと思い、膀胱系を活性化させる行法をいくつかやってみる。効果はかなりあったように思う。下半身のケアを怠っていたということを痛感。足は第二の心臓というが、腰から下が実際には体全体の健康にかなり大きな役割を果たしている。頭や眼、腕や指などどうしても認識しやすい場所に意識が行ってしまうが、どうもそれだけではないような感じがしていた。夏はじっとしていると気持ち悪いが、だからといって冷房をかけて休んでいてはだめなのだと痛感。熱中症になっては困るが、なるべくからだを動かした方がいい。体の中に夏をためておけ、やがて秋が来て冬が来る、とは石森章太郎の初期作品、『ジュン』にあった言葉だが、それは正しいなと思う。

<画像>ジュン

小学館

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