3670.身体性と芸能/考えたように生きてみよ/「感情」について考える(08/04 16:28)


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午前中に友達から電話がかかってきてだいぶ長く話す。河合隼雄の考えと自分の考えが混同されていたことが多かったことなど。いろいろ話していて思ったが、私は自我の殻が不完全なんだなと改めて認識した。何だか自我がないほうがいいような認識を若い頃に持ってしまった時期があって、それが今までどうも尾を引いていて片付かない部分がある。河合隼雄と谷川俊太郎の対談を読みながら自分の考えと河合の考えを整理しながら読んでいるのだが、自分が納得して無理なく取り入れてしまった河合の思考が私が思っていたのと違うバックボーンを持ったところから出てきているものだったりして、そういうのを認識すると自我の中で股裂き感が出てきたりしてなかなか大変だ。しかし自分の文章や詩に生命力を取りもどすためには通らなければならないひとつの関門なんだろうと思う。面倒だがやらなければならないことが多い。

こうして昨日の感想を書き直して見ると、改めて私は身体性という問題に強い関心を持っているのだということを改めて感じる。日常生活の中でもそういうことをもう少し意識してみてもいいのかもしれない。意識しすぎて自我が崩れたところもないではない気もするので、気をつけなければならない部分もあるとは思うのだけど。

2時頃から書き始めたのにもう4時半になった。荒川の方から花火の試し打ちの音が聞こえる。


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