3665.猛暑猛暑というけれども(08/09 14:51)


忙中閑あり。今日はかなり気温が上がっていたが、さっきから雷が鳴り始め、少しひんやりしてきた。降るかと思ったが、降らない。中途半端なひっかかり状態。

今日は結構暑い。信州のこのあたりでは、最近朝はいつも曇っているのだけど、今日は朝からよく晴れていた。さっき、家の近くの道を歩いていてミンミンゼミが鳴いているのを聞いた。そういえば今年蝉を聞くのは初めてではないかという気がする。猛暑猛暑というけれども、私はあまり暑いと感じない。というか、東京などに比べれば気温が低いのは確かなのだけど、私自身があまり暑さを感じない(というか冷房に敏感)ということもあるのだろうと思う。気がつくと汗をかいている時は多いのだが、そんなに経たないうちにひいている。

今朝はうぐいすが鳴いていた。夏うぐいすというのだと、先日聞いた。とんびも鳴いていた。声はよく聞くけど知らない名前の鳥も鳴いている。コスモスが開き始めた。朝、散歩していると、雲はもう秋の雲だったりする。立秋は過ぎているのだから、暦の上ではもう秋なのだが。

河合隼雄・中沢新一『仏教が好き!』読了。中沢という人の学識の広さ深さにいまさらながら驚かされる。河合との丁丁発止でどんどん広がっていくところが凄い。あまり広くて、私ではフォローできない内容のところも結構ある。しかしだからといって、中沢の言説を信用する気にはなれないのは、何か基本的にあわないところがあるんだろうと思う。学識なり知識なりそういう知の広がりの広さ深さに打たれると、無条件に信用するようなところが私にはあるのだけど、彼に関してはそういう気にならないのだ。なんか基本的な人間的反感のようなものをどうも感じてしまう。縁があるとかないとかいうのはそういうことから来るのかもしれない。

雷が去っていく。昨日はかなり激しく降り、雹まで混じっていたが、今日は降らないまま去って行くのだろうか。空気は肌にひんやりと涼しいのだが。

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