いろいろと忙しくまた神経を使うことが多い週だったが、まあいいこともあった。
<画像> | ロンリー・コンプレックス―私が私であるために (集英社文庫)唯川 恵集英社このアイテムの詳細を見る |
昨日借りてきた唯川恵『ロンリー・コンプレックス』は読了。要するに、20代後半から30代にかけてのシングル女性への応援メッセージ、という感じだった。作者自身が自分の孤独を昇華するために書いた、という側面もそれなりに感じる。男と女の違いはあれど、わかる部分はわかる。わからない部分はわからないが。
いろいろな経験を積んでいる女性にいろいろなメッセージ、というのを読んでいると、考えてみれば私自身もいろいろあったなあと思う。最近はなかなかそういう話もなくてつまらないが、18歳以降の自分の人生の中で特定の女性に対してああこうさまざまな感情がなかった時代というのはたいへん少ない。ここ何年かそういうことがないのでまるでそういうことと無縁な気がしてしまっていたが、どうもそれは勘違いだ。しかし彼女も書いているとおりで、相手がいても孤独なときは孤独なわけだから、孤独な時代というのはけっして短いとはいえないということも思う。
高校の同級生の息子が大学受験だとか、そういう話を聞いていると何だか自分だけ浦島太郎になった気がするが、さて人生どんなふうに展開していくやら。唯川恵氏の今の人生はどんななんだろう。
そのほかあまり何も進まず。フランス語を少しやったが知らないフレーズばかりで、なかなか進まなかった。