「残念な人」、という表現が流行っているようだ。
私は以前からこの表現はいいにくいあまりよくない人のことについて使っていたけれども、最近急速にこの表現が使われるようになってちょっと戸惑っている。
もともとは多分、「運動会で一生懸命やらなかった人がいた」、見たいな状況で校長先生が「皆さん大変よく頑張りました。でも、一部には残念な人がいました。」みたいなことを言ってギョロリと生徒を見渡し、思わず首をすくめる、みたいな状況で、用いられるような表現から来ているのだろう。
そういう意味では、2ちゃんねるで以前よく使われていた「逝ってよし」と同じく、「学校での一コマ」に起源があるパターンなんだろう。
こういう普段自分が使っている言葉が流行語になるというのは少し困ったことがある。普通にいつも使っているつもりで使っても流行語を使ったと思われるし、また流行が過ぎた後に何の気なしに使うと流行語を使おうとしてもう古くなった言葉を使っている残念な人、(まさに)に思われてしまうわけだ。
まあ困ったことだが、あまり流行りすぎないで欲しいと思う。個人的には。