だいぶ暖かくなってきた｡2月の下旬とはいえ､雨が降っている｡先週は雨水､来週は啓蟄｡春を表わす名が暦に増えてきている｡
雨の音を聞いていると､心が落ち着く｡そういえばここのところずっと､心に余裕がなかった｡寒い中忙しく､いろいろなことに取り組んでいた｡むしろ､じっとしていると落ち着かなかった｡今朝はずいぶん落ち着いている｡雨が降っているからだろうか｡暖かいからだろうか｡それだけではない｡仕事の上で､今日明日は一つの節目だからだろう｡仕事の現在過去未来について考えることが､ﾘｱﾙに感じられるのはこういうときだ｡
学問について考えたことを書こうと思ったのだが､それは学問の問題と言うよりも､自分自身が抱えていた問題という要素が強いことにかいているうちに気がついてきて､まとまらなくなってしまった｡
またそういうことについても､書く機会があったら書いてみたいと思う｡
『能･狂言の基礎知識』『古田織部』『日本語が亡びるとき』それぞれ読みすすめている｡