2978.西脇順三郎『詩学』/塩野七生『ルネサンスとは何であったのか』(04/02 18:03)


昨日帰郷。列車の中では西脇順三郎『詩学』を主に読む。詩というのは若者の芸術なんだなあと思いつつ、この本を書いた時の西脇はもう70を超えていることに気づいて驚嘆する。若々しい。

詩学 (1969年)
西脇 順三郎
筑摩書房

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19世紀の芸術論、詩論についてはあまり詳しくなかったので、この本はかなり勉強になる。ただ、一度じっくりノートに取り、整理してみないとよくは理解できないだろうと思う。したがってあれこれ批評できるほどこの本について語るのは難しい。

しかし、フランシス・ベーコンが詩論の上でとても重要な人物であるということは初めて知った。よく分らない哲学者、という印象が強かったが、むしろ文芸評論家と考えた方がいいのではないかと思うくらい。

いずれにしても勉強になるが、その勉強がまだこなせていない。残念。

<画像>ルネサンスとは何であったのか (塩野七生ルネサンス著作集)
塩野 七生
新潮社

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昨日の夜と今日の午前中はずっと忙しかった。その中で合間を見つつ塩野七生『ルネサンスとは何であったか』を読む。やはり塩野の文体は読みやすい。ただ、読み易すぎて、一つ一つの事項が余り頭に残っていかない感じがある。

インノケンティウス3世の経歴、聖フランチェスコの改革の意味、神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世をルネサンス人として取り上げる意味、等々ルネサンス前段階の話も面白い。ルネサンス期のフィレンツェの都市計画をおこなったアーノルフォ・ディ・カンピオという人物も初めて知ったが、こうした話を語らせて一番面白いのは塩野であることは確かだと思う。現在164ページ。


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