2930.高橋順子『連句の楽しみ』(04/05 15:17)


昨日は仕事が早めに終わり、久しぶりに早上がり。かなり疲れた。しかし一段落した充実感で心地よい疲れ。今朝は起床6時。モーニングページを書いた後、高橋順子『連句のたのしみ』を読み、読了。朝少し打ち合わせをして、駅で用事をし、早めに昼食。午後は仕事。

<画像>連句のたのしみ (新潮選書)
高橋 順子
新潮社

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高橋順子『連句のたのしみ』。読了して、連句というものが面白いと言うことはよく分った。また、一つ一つの句にコメントがつけてあって、それを読めばかなり読解の助けになる。なるほどこうやって作るものか、こういう雰囲気の中で作られたものなのか、ということを知ると味わいもひとしおだ。

せっかくだからと言うことで、自分も独吟で歌仙を巻いてみようと思ったのだが、いや、これは難しい。一句ひねるだけでも大変なのに、せっかく書いてみたらそれがルールに外れていた、ということが多々あり、なかなか前に進まない。まあしかし、これは苦労するところに味がある、という種類の文芸なんだなと思う。俳句を読む人口と俳句を詠む人口はともに1000万人だ、という話があるが、連句もまた読む人口と詠む人口が一致するのではないかという気がした。しかしまあ、暇を見つけてトライするのも面白い文芸だとは思った。

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