https://digital.asahi.com/articles/DA3S15873060.html?iref=pc_rensai_article_long_84_article_prev
この話の元は日本の経済産業省の技官出身の中堅官僚の発想から生まれたものだということで、要は国家戦略として日本企業には最先端の半導体製造のトップを争う力が失われているから、海外から引っ張ってきたらどうかということで、それに製造業に欠かせなくなった半導体を確保するという経済安全保障の観点から政治が乗り出し、台湾海峡をめぐる中国の動静も絡んで動き出したが、日本での顧客としてSONYがTSMC側からのアプローチで名乗りを上げ、熊本の工場もSONYが確保した用地でSONYの工場の隣に建設される、というのはそうだったのか、と思った。
それを目指して整備された法律が5G法(特定高度情報通信技術活用システムの開発供給及び導入の促進に関する法律)で、その第1条には「もって国民生活の向上及び国民経済の健全な発展並びに我が国の安全保障に寄与することを目的とする。」という文言があるのは初めて知ったのだが、日本も製造業の方向性に対して国家が大きく関わって戦略的に動く度合いが大きくなってるのだなということを改めて感じたのだった。
今朝は母を病院に連れて行くということもあり、ここまでで。