23.雪かき/「セクシー田中さん」をめぐる小学館の対応に対する漫画家さんたちの怒りと悲鳴/巨大な同族会社という体質と実写ドラマ化拒絶などのコンテンツ産業全体への影響(02/08 07:43)


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2月8日(木)晴れ

昨日は午前中松本に整体に行き、ようやくだいぶ調子が整ってきた感じはする。9時に家を出てから「あれ、高速開通してたっけ?」ということに思い当たったのだが、もし下道行くようになったら場合によってはキャンセルかなと思いながら走っていたのだけど、思いのほか車が少なかったせいもあり、インターまで行ってみたら普通に走れることが分かったので、ほっと一安心。予定時刻には余裕を持って間に合った。新宿で7時間待った話などし、「身近にそういう人がいると大雪を実感しますね」と言われてまあそうだよねと思うなど。その前の特急に乗って途中で立ち往生し、車中で一昼夜過ごすとかになる可能性を指摘されてみると、まだマシだったかなと思ったりもした。そういう人たちがいたかどうかはわからないが、運行状況を考えるとあり得なくはない。

ただその影響で目が疲れて(車内でスマホばかり見ていたため)体が冷えた(車内の暖房は暖気が上に上がる)ようだ、と自覚していた通りのことを指摘されて、まあそうだよなあと思った。体調を自覚する上でも整体を受けるのは自分には必要なことだなと思う。

終わった後松本市内に走るが、やはり普段より車は少ない印象。丸善の近くの駐車場に止めて中田考「イスラームから見た西洋哲学」を買う。2冊目だが、読みかけのこの本を東京の自宅に置いてきたようなので書い直した。それからバスターミナルの地下のデリシアで昼食の買い物をし、いつもはもう少し他のところも行くのだが、昨日は雪もありやることもあったのですぐ帰ることにした。

インターを降りてからの下道はそれなりに混んでいたが、やはりいつもよりは空いている印象。国道20号と高速の除雪は済んでいるが少し横の道に入るとまだ路面が固い雪のままだったりする。国道から高速に接続する道ですらそういう状態だったから、あまりで歩きたくない人が結構いるのだろうなとは思った。

家に帰ってからとりあえず昼食を取り、家の前の雪かき。文化的でないモノホンの雪かきである。早朝だと凍結していてできないので昼頃にやるのがリーズナブルなのだが、昼ごろでもまだやりにくいところはあり、そういうところは残っている。それから作業場へ行ってまた雪かき。一番大変なところはやってくれてあったので作業場への出入り口と自分の車の出し入れに必要なところだけで済んだ。必要なものを作業場に置いてすぐ銀行に出かけ、会計の準備のために通帳を数冊記帳。職場に出るが、長靴を履いていけばもう少し駐車場周りの除雪ができたのにと思ったのだけど革靴で行ったのでそれは断念した。

まあ今書いている部分は日記なのだけど、なんだかんだ言って文章を書くのは時間がかかる。今朝車で出かけてヤンジャンを買いに行き、職場の資源ごみを出したのだけど、もう今は7時前で、あっという間だ。

***

「セクシー田中さん」の件、昨日は新たに進展があった。なんと小学館が今回の件で公式に社外に発信することはない、と社員に伝えたという。この件に関しては日本テレビだけでなく小学館にも問題があるのではないかと思っていたが、これはそれを明確にしたことのように思える。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d6ab27702c8492ae9e97376ac8ae47b12ac0a30?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240207&ctg=ent&bt=tw_up

当然ながら、多くの漫画家さんから悲鳴のような、怒りのような声が多数出てきて、タイムラインのかなりの部分がそれで占められるような状況になった。編集者さんたちも疑問の声をあげているし、社内でも抗議したり直訴したりする動きもあったようだが、その後新しい動きは感知できていない。

これは問題を起こした企業としてはかなり信じられない、というか悪手の対応だと思うのだが、つまりは小学館としては「自分たちには問題はない」と考えているということだろうと思う。つまり、問題は芦原さんがSNSで発信したことであり、それを受けて個人攻撃等が発生したことであって、小学館と日本テレビの対応には問題はなかった、という見解を示したということになるわけである。

これを受けて、芦原さんの死によって動揺していた漫画家さんの間でもさらに失望が広がり、編集者たちもこの対応はないだろう、という声が多く上がっている。小学館から作品を出している人たちも「こんな状況では宣伝ができない」と呟いたり、初めての本の出版を控えている作家さんからは「小学館から本を出すこと自体に不安を感じる」という声も出ていて、全く作家や漫画家に配慮がない出版社であるという印象を持たざるを得なかった。

「最後まで後ろから撃ってくる相手を信じられるか」という漫画家さんのツイートも読んだけれども、本当に今のままでは芦原さんは浮かばれないと思わざるを得ない。


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