1.悪夢と整理を整理するノート/ダム崩壊/環境アートと大文字焼/「現代アート投資の教科書」:アートの世界と私たちの周りに起こっていること(06/07 07:37)


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6月7日(水)曇り

昨日は夕方から雨が降り、朝も残るかと思ったが、3時に目を覚ました時にはよくわからず、二度寝して4時半くらいに起きた時にはもう上がっていたと思う。二度寝して、何か変な悪夢っぽい夢を見たが、夢を見たこと自体久しぶりな気がする。子供の頃は二度寝をすると夢を見がちだったのだけど、あれは眠りが浅いからだろうか。浅くても夢を見たら眠っていたということは確信できるので安心感はあるのだが。

少しずつ仕事を進めていて、それによって整理しないといけない状況もまた増えてきたりして、整理のために18冊ノートを作ったことは書いたが、整理状況を整理するためにもう1冊ノートを作った。まあたくさんノートを作った時点でわからなくなるだろうなとは思ったのだが、まあなんとか自分なりに状況をコントロールしていきたい。というか、整理しなければならないものは本当はものすごくたくさんあるのだが、多分祖父やその前の代からちゃんと片付けたほうがいいものがあるようには思う。

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ウクライナのドニプロ川のカホフカ水力発電所のダムが爆発で破損し、決壊して下流域が洪水になっているというのだが、これはウクライナとロシアのどちらにとってもダメージがあるので首を捻る人が多い。昨日見た報道ステーションでの解説はウクライナの「反転攻勢」を防ぐためのロシア側の仕業だろうという見解だが、ダムの内部で爆発があったようで、水力発電所で何か不測の事態が起きたことが原因なのか、というふうにも見える。いずれにしてもこのダムの水はクリミア半島に給水されているからクリミアで水不足になるし、洪水の影響はウクライナ側にもロシア支配地域にも出ているし、ザポリージャ原発の冷却水にも影響が出る可能性があるとか、非常に大きな影響が出ていて、こうした戦争中の一々は定時のニュースではあまり伝えられないことが多い中で、かなりの時間が咲かれているということはそれだけ影響が大きいということなのだろう。

日本においては特に「原発の冷却水が枯渇」というと東日本大震災の時の福島第一原発のメルトダウンを連想してしまうから、特に取り上げられやすいということもある。元々ウクライナはチェルノブイリ原発があるところだから、こういうことには彼らも神経質だとは思うが、侵攻してきたロシア軍がかなり無頓着なのはかなり危なっかしい。

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「いとをかしき20世紀美術」読了。昨日読んだのはラストの2章、コンセプチュアルアートと環境アート/ランドアートのところだが、コンセプチュアルのアイデアが優先するところは現代のインスタレーション、「ブルーピリオド」の「罪悪感のインスタレーション」などはこういうことだなと思ったのだけど、ヨーゼフ・ボイスが紹介されていたがあまりピンと来なかった。ただ、禅の庭、建仁寺の○△□の庭が示されていて、発想が似ている部分があるということはあるだろうなとは思った。

環境アートでは若い頃から変なことをするアーティストとして新聞にもむしろ社会ネタで取り上げられていたクリストが印象的だったが、最後に「大文字焼き」の場面があって確かにこれもまたある種の環境アートと言えるかもしれない。クリストなどはなんか迷惑な人というイメージがあったが、パリのポンヌフを橋ごと黄色い布で包んだ時には結構みんな面白がっていたようで、こういうアートは周りというか関係者を巻き込まないと成立しないよなとは思った。大文字焼きみたいにもう伝統として定着していると環境アートという見方の方が斬新に感じるのは面白いことだとは思った。

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