3668.河合隼雄、谷川俊太郎、中沢新一、そして宮崎駿(08/06 15:21)へのコメント


by shakti(08/07 09:34)

>今までの作品は正直あまり見る気がしなかったが

正直に、これはもったいないことだと思いますよ。とくに、空を飛ぶ爽快感を、宮崎ほど快く演出できた映画作家はいないんじゃないでしょうかね。お勧めは、そういう意味も含めて「天空の城ラピュタ」です。(たぶん一番人気のある作品じゃないかな)。もちろん「トトロ」も良いです。

初期の作品は画像としては平面的ですが、それなりに面白いですよ。僕のファンだったのは「未来少年コナン」です。

>どうも戦後民主主義的な「いい子」だなあという反感

ちょっと前、宮崎の「パンダコパンダ」をDVDで見直したら(以上映画館で見ました)、実は原案となったは、なんとリンドグレーンの「長靴下のピッピ」だというのです。確かに、女の子のイメージがちょっと似ています。小学校3年生くらいの女の子が両親がいないでひとりで住んでいるというところ、いわゆる「お転婆」な点もです。

ピッピ自体は1940年代の作品ですが、いわゆる「良い子」ではなく、児童文学史的にも、面白い存在です。それを日本の文脈でどのように受け継いだのか、と興味深いです。なお、リンドグレーンの「やかまし村の子供達」には、トロールという森のおばけが言及されていて、これがトトロに変わったのだと思われます。
by kous37(08/13 14:59)

宮崎アニメ、そんなにご覧になっているのですか。
うーん、でもまだ食指が動かないなあ。
ポニョもやっぱり、嫌なところが目に付くし…

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