酔っぱらっていたからなのか何なのか、日曜日の夜は駅から自転車で帰ってきたのだけど、帰りにローソンに寄って朝ご飯のサラダなどを買って、帰るときに歩いて帰ってしまったのだ。月曜の昼にさて昼ご飯をどうしようかと考えて、エレベーターを降りて歩き出してからそのことに気づいて、慌ててうちに戻って自転車の鍵を持ってまたローソンに行ったら、自転車が置きっぱなしになっていたのだった。まあ、なくなってなくてよかったのだけど。
お弁当を食べて、本を読んだりブログを書いたり『進撃の巨人』のBDを見たりしていて、夕方になって少し出かけた。読む本はたくさんあるので特に新しいのを買う必要はないな、と思いながら。
<画像> | 唐物の文化史――舶来品からみた日本 (岩波新書) |
河添房江 | |
岩波書店 |
どこに行こうか迷ったのだけど、結局日本橋に出て、丸善で原稿用紙ノートを買い、本を少し見てFaceBookだったかでみかけた河添房江『唐物の文化史 舶来品から見た日本』(岩波新書、2014)を手にとってぱらぱら見たら面白そうだった。それからマンガのコーナーに行って、一昨日少し見て気になっていた松田奈緒子『重版出来!』を買うことにした。とりあえず1巻だけ。
それからコレドの下のプレッセに行くと、何と3月いっぱいで閉店とのこと。確かにあまり込んでいるスーパーではなかったが、私はよく使っていたのでちょっと残念。夕食を買って帰る。
<画像> | 重版出来! 1 (ビッグコミックス) |
松田奈緒子 | |
小学館 |
帰る途中でぱらぱらと買った二冊の本を読んだのだが、どちらも面白い。特に『重版出来!』は出色のマンガだった。感想はこちらとこちら(内容は同じ)に書いたのだけど、もう久しぶりに心の底からドーンと来た感じ。今までも書店でずっと見かけていたのだけどなんとなく敬遠していたのだが、ちょっと残念な感じ。
いろいろと漫画情報本やサイトを見ていても、どうもあまり面白そうという感じでもなかったので手を伸ばさずにいたのだけど、見ると聞くとでは大違いだった。
何というか、こういう本にあたるとマンガの情報というものの大切さというものをまた実感する。書店員さんやライターさん、編集者さんも頑張っているのは分かるけど、でもそれでも伝えきれない相手というのはいて、私などはなかなかそういう通常の情宣作戦には引っかからないタイプなんだなと思う。
そういうわけで、この本が面白いということは、やはり自分としても声を大にして伝えて行きたいという感じがあり、まあ私の推薦文?など大した威力はないけど、それで読んでみて感動してくれる人が一人でも出たら、嬉しいことだなと思うなあと思った。