『One Piece』の尾田栄一郎さんと宮崎アニメと『くるみ割り人形』。
三鷹の森ジブリ美術館で『クルミわり人形とネズミの王さま展?メルヘンのたからもの?』をやっているそうです。(5月31日?来年5月(予定))
私はスタジオジブリの広報誌「熱風」を定期購読しているのですが、(大手書店には置いてありますが、年間購読料2000円で自宅に郵送されて来るので確実です)7月号の特集はこの展示についてでした。
<画像:くるみわりにんぎょう> | くるみわりにんぎょう (2012/08/29) E・T・A・ホフマン 商品詳細を見る |
これは、昨年長編アニメ作品からの「引退」を表明した宮崎駿監督が精力的に取り組んだ展示で、アリソン・ジェイさんの絵本「くるみわりにんぎょう」(詩人の蜂飼耳さんの訳です)を宮崎さんが読んだことがきっかけになったそうなのですが、宮崎さん自身の絵もたくさんあるそうです。私はまだジブリ美術館には行ったことがありませんし、当然この展覧会も見ていないのですが、『熱風』に寄せられた『One Piece』の作者・尾田栄一郎さんの感想を読んで、ちょっとこのことについて書いてみたいと思ったのです。
特集で取り上げられているのは宮崎さん自身の談話、アリソン・ジェイさんのインタビューの他、ドイツ文学の翻訳家(このお話はもともとはドイツの幻想小説家・ホフマンの「クルミわり人形とネズミの王さま」が原作なのです)の若松宣子さんの解説、マンガ家竹宮恵子さん、音楽評論家の渋谷陽一さん(渋谷さんは宮崎さんへのインタビューを何度も行っていますね)、それに『One Piece』の尾田栄一郎さんの感想が掲載されています。
知りませんでしたが、尾田栄一郎さんは宮崎さんの大ファンなのだそうです。ですから宮崎さんが「アカデミー賞授賞式にも行かずに」準備していたこの展示を凄く楽しみにしていて、とても満足したそうです。
<画像:クルミわりとネズミの王さま (岩波少年文庫)> | クルミわりとネズミの王さま (岩波少年文庫) (2000/11/17) E.T.A. ホフマン < ページ移動: 1 2 3 > コメント投稿 次の記事へ > < 前の記事へ 一覧へ戻る MT4i v2.21 |