31.身体の調子と体力の関係/読書記録/「世のため人のため」という言葉と「権力」の関係/旅人としての私/ジブリの教科書/ホメロス『イリアス』/ラマナ・マハルシ:「それは私ではない」(05/13 11:41)


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【ラマナ・マハルシ:「それは私ではない」】

『ナウシカ』を読んでいたらカリオストロの城のクラリスというキャラクターの話になり、どういう人なんだろうと思ってネットで検索をかけたらこちらのブログに行き当たり、ここでラマナ・マハルシという人の名前を知った。これはビートルズが傾倒したマハリシと同じ人なのだろうかと思って調べてみると、全然違う人だということが分かったのだが、いろいろ読んでいるうちに、この人の言っていることは私が今求めている自我とは何かとか本当の自分とは何かとかそういうことについて述べている人だということが分かった。特に、「私は誰か?」という問いに対し、「七つの要素からなる粗大な身体、それは私ではない。五つの感覚器官、聴覚、触覚、視覚、味覚、臭覚は、…それは私ではない。…」と「私」と思われているものを次々に否定していき、「すべて否定した後にただ一つ残る覚醒――それが私である。」 と述べていて、すごく納得を感じた。思考する私まで否定しているところで、デカルトよりも深くまで下りて行っているということが分かったし、それでこの人の本を読みたいと思い、本を探しに行ったのだ。

<画像>ラマナ・マハルシの伝記―賢者の軌跡
ナチュラルスピリット

あちこち探して、とりあえず二冊、『ラマナ・マハルシの伝記 賢者の軌跡』と『あるがままに ラマナ・マハルシの教え』を買った。現代のインドの聖者(1950年に亡くなっているが)の本を読むのは初めてなのだが、両方とも少しずつ読んでいて、面白いなと思っているところだ。

<画像>あるがままに―ラマナ・マハルシの教え
ナチュラルスピリット

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