20.『進撃の巨人』:アニメ22回「敗者達」原作49話「突撃」ガイドブック「連載第1回幻のネーム」/ネットのカリスマは刑務所で何を読んだか/ハワード=バイル『銀のうでのオットー』(09/09 23:48)


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【『進撃の巨人』:アニメ22回「敗者達」原作49話「突撃」ガイドブック「連載第1回幻のネーム」】

どうも不規則な生活になってしまってブログの更新も滞ってしまった。

昨夜は午後から夜にかけて爆睡してしまって、目を覚ましたら11時26分だった。慌てて起きて、30分から『進撃の巨人』を見る。展開は原作を読んでるから知っている…はずだったが、中盤以降はほとんどアニメオリジナル。まあ暗い展開になることは分かってはいたが、あまりに絶望感を強調する場面ばかりでネットでアニメファンの言う「鬱回」になっていて、ぐわわんとくる。なんだか気が晴れなくていろいろネットを徘徊したりする。

<画像>別冊 少年マガジン 2013年 10月号 [雑誌]
講談社

2時ごろそういえばもう『別冊少年マガジン』の10月号は出ているのではないかと思い、ローソンまで買いに行く。正解。買ってきて『進撃の巨人』49話「突撃」だけ読む。これがまたすごい展開。ネタバレになるので詳しくは書けないが、腕を食いちぎられるものあり、人間性を捨てる展開あり、ナイトも登場すれば悪魔の末裔まで現れ、すげえもんを投げたりする。とにかく展開にぼーっとしたまま、4時ごろ寝た。

<画像>進撃の巨人 OUTSIDE 攻 (KCデラックス)
諌山創
講談社

7時半ごろ妹からメールが来てその着信音で目が覚める。モーニングページを書いてさて、今日は何をするかと考えたが、なんだかいろいろ考えてしまって生産的なことが始まらない。10時ごろになってこのままでは何もできないからとりあえず出かけようと思い、駅まで行く。駅の近くの文教堂で『進撃の巨人公式ガイドブック第二弾 OUTSIDE 攻』を買った。どうしようかと思ったがそのまま地下鉄に乗り、大手町まで行って丸善で本を物色し、あまり買う気になるものがなかったので食事に行った。久しぶりに鹿児島ラーメン。ガイドブックをあちこち飛ばし読み。この本の最大の収穫は幻の第1回ネーム。連載開始時に2回目分まで書いて編集部のゴーが出ていたネームを作者がいきなり書き直してきたのだという。結局それでゴーということになって今の形の作品になったのだが、読んでみて描き直してよかったと思った。この『進撃の巨人』という作品は先行するどんな作品にも似ていないという感が凄かったのだが、「幻のネーム」を読んでいると「ありがち」と思われるエピソードのはさみ方をしているところが何カ所か目について、もしこちらになっていたらこの作品の持つ本質的な謎の部分の面白さや話が始まる前に何があったのか想像するしかない奥行の部分が浅くなってしまっていたなあと思う。アルミンの一人称が「俺」になっているのも今となっては違和感。キャラクターの立ち方から言っても、やはりアルミンは「僕」しかないなあと思うし、作者が無茶というか暴挙をしでかしてよかったなあと思うし、それを受け入れた編集部もえらいなあと思った。やはり幸せな作品なんだなあと思う。

【ネットのカリスマは刑務所で何を読んだか】


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