そういうわけで、結果的にだが、この作品は多分いい小説なのだと思う。訳が分からないものを評価するというのはなかなか難しいことだなと思うが、たぶんそういっていいのだろうと今の時点では思っている。
関連記事:最近の芥川賞作品に言及した記事です。
2013年上期 藤野可織『爪と目』
2012年上期 鹿島田真希『冥土めぐり』
2011年下期 田中慎弥『共喰い』・円城塔『道化師の蝶』
2011年上期 受賞者なし
2010年下期 西村賢太『苦役列車』
2010年下期 朝吹真理子『きことわ』
2010年上期 赤染晶子『乙女の密告』
2009年上期 磯崎憲一郎『終の住処』
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