本探し.netTOP >本を読む生活TOP >著者名索引 >カテゴリ別索引 >読書案内(ブログ)

アンク『スタイルシート辞典』

スタイルシート辞典

翔泳社

このアイテムの詳細を見る

スタイルシートの勉強し直し、ということで1999年に初めてホームページを作り出した頃に買ったアンク『スタイルシート辞典』(翔泳社、1999)を引っ張り出し、読み始める。css2.0の解説が書かれているのだが、現在とどのくらい代わっているのだろうという危惧を持っていたのだけど、あとでウェブで調べたら基本的にW3Cの勧告では2.0がいまだに最新で、実際に使われているのは2.1、3.0の開発が進んでいるという状況のようなので、ほぼこの時代からそんなには変わっていないらしい、とりあえず2.0を理解しておけばある程度は使えそうだ、ということがわかる。

関係ないが、Wikipediaで調べていてW3CとはWorld Wide Web Consorthiumの略であるとか、WWWのハイパーテキストシステム(URLとかhtmlとかhttpとか)を「発明」したのがイギリス人のティム・バーナーズ=リーという人であるとか言うことを知って結構驚いた。こういうことって知っている人にはあたりまえのことなんだろうけど、みんな知らないで使っているよなあと思う。いわゆるノーベル賞ものなのだが、もちろんコンピューターサイエンスの部門にはノーベル賞はない。しかし大英帝国勲章『ナイト・コマンダー』を受章しているのだという。ビートルズみたいだな。しかしこの人、私より7歳しか上ではない。それでこんな明らかに世界を変えたことをやってのけたわけだから、すごい人だなと思う。

スタイルシートの勉強のために上記の本のサンプルのhtmlを打ち出してみた。それがこちらだが、htmlのファイル一つ(とgifもいるけど)でこれだけの表現が出来るというのはやはりすごいなと思う。ちなみにほんの指定どおりに打ち出してみたらpxとptの指定にミスが結構あってそれを見つけて修正するのも勉強になった。それが目的でわざと間違えたわけではあるまいが…(3.7.)

アンク『スタイルシート辞典』は読了。スタイルシートについて、基本原理はほぼ理解できたと思う。実際に適用するには練習を積み重ねるしかないが、ほかのサイトの作例なども参考にしつつ、習熟して行きたいと思う。買った頃はあまり理解できなかったことが、多少は理解できるようになっているのは嬉しい。(2007.3.10.)

  

トップへ