AIは無個性な優等生/氷河期ジュニアとバブルジュニア/トランプ政権とキリスト教シオニズム/国民民主党の不倫議員擁立/補聴器と耳垢

Posted at 25/04/24

4月24日(木)曇り

昨日は午前中、母を連れて耳鼻科に行く予定だったのだが小雨が降っていて、スロープも駐車場の屋根もない個人病院に連れて行くのは少し考えたのだが、昨日しか時間がなかったので連れて行くことにした。施設に迎えに行くと膝が痛いから耳鼻科より整形に連れて行ってくれというのだが、とにかくまず耳鼻科へ、ということで行って、スタッフの方に手伝ってもらって車椅子を院内に運んだ。割と空いているという印象があった病院なのだが昨日はやたらと混んでいて、駐車場も入りにくい(車椅子を下ろすスペースがそもそもない)し待ち時間も長く、結局1時間くらい待った。

耳が聞こえにくいというので耳鼻科に連れて行ったのだが、母は補聴器を使っているので耳垢が溜まりやすく、それが耳を塞いでいるせいではないかと思って見てもらったら案の定そうで、掃除をしてもらったらだいぶ聞こえやすくなったようでよかった。聴力検査も頼もうと思ったが時間がかかるということで、母はやはり整形に行きたいということだったのでそこでやめにした。

通っている整形は少し遠いところだったのだが、道は割と空いていたので順調に到着。いつものように診療してもらって注射を打ってもらい、痛みは治ったようなのでよかった。耳が聞こえにくくなっていて電話ができないでいた叔母のところにも電話が通じたし、急遽連チャンになってしまったがまあ母もいろいろ問題が解決して機嫌が良くなったのでよかったかなと。教皇フランシスコが亡くなった話などし、88歳だということは知っていたが、同じ歳の生まれだということには気づいていなかったようだ。

「だんドーン」の7巻が出ていたから買ってから帰宅したらちょうど弟から電話が入り、懸案だったことがとりあえずは解決時期が伸びたということを知り、少しショックを受けたがまあ仕方がないかと。とりあえずできることで代替の措置を取ったのだが、まだ根本問題が解決しないので困ったなと思う。

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ふと考えていたのだが、今の高校生から大学生、新社会人あたりというのはいわば「氷河期ジュニア世代」なのではないかと思う。なんとなく雰囲気が違う気がする。あまり大きなことに関心を持たず、とりあえず良い大学に行って良い就職をする、というような考えの人が増えている気がする。それは親世代の考えの反映なのか、なんというか取り止めのない大きな夢を持っているような子がバブルジュニアぐらいの子供たちには多かった気がするが、最近はあまりそういう雰囲気の子供と接することが少ない。より堅実な選択をするという印象がある。

「バブル世代論」「氷河期世代論」のようなものはTwitterなどを読んでいると結構あるのだけど、そのジュニア世代がどうなっているか、みたいなことはあまり情報がないので、論じているものがあったら読んでみたいなと思った。

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国民民主党の参院選の擁立者について不倫で叩かれた元議員の名が上がっていることに批判が集まっているのだが、彼女は国防論などについてはちゃんとしている印象があったが、それ以外のことについてはどうも立憲などリベラル派の主張に近く、あまりのれないなという気持ちになった。しかしTwitterを見ていると叩かれている理由が政治的主張よりも不倫が原因になっていて、その辺が私などは不思議に思った。

これは政治資金問題とかもそうなのだが、政治活動というのは人間力が問われるものだから、何億という汚職ならともかく数百万程度の政治資金の未記載とか、個人で責任を持つべきプライベートな問題などはあまり取り上げる意味がないと私などは思う。

問題は政治に賭ける迫力の問題であって、三木武吉の「妾は5人いる」演説や、「ミッテランの隠し子問題」にもあるように、「この人こそが」という政治家であったらそういうものは政治家であるべき障害ではないと私などは思う。

まあこの辺りのことはフェミニズムの問題なども絡むと思うのだけど、子供がかわいそうだからという論調があまりなく、「正妻の権利の侵害」みたいな感じで語られるのも家父長制か?という気がしたりする。自分ができないことを政治家には要求するというのも民度という点であまりいい感じはしない。

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AIについて、次のツイートを読んだ。

https://x.com/akihiro_koyama/status/1915105506303316220

これはまあそういうことだよなと思った。最大公約数的なことで十分という場面ではもちろん有用なわけだが。AI絵にしても最大公約数感がすごいという印象はある。というかもともとAIというのはそういうものなわけだが。「個性」というのはいわば外れ値だから、AIの判断からは外れるわけだろう。つまりAIに対する時は「無個性な優等生」に対する態度で要求を行えばいいということかなと思った。まあそれで十分なことも世の中には随分あるだろうと思う。

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キリスト教福音派のクリスチャンシオニズムについて、あまり良くできていないところがあったのだが、この記事がとても参考になりそうだなと思った。

https://gendai.media/articles/-/144128

まだ全部読んでないので完全ではないが、一番印象に残ったのは第一次世界大戦での中東問題のイギリスの三枚舌外交として知られるうちの一つ、「バルフォア宣言」を行ったバルフォアという人物自体がクリスチャンシオニストであり、しかもユダヤ蔑視論者であったということ。トランプ政権の支持者としては、ユダヤ人の多くは実はいまだに民主党を支持していて、新イスラエル政策はクリスチャンシオニストの支持を確保するためのものだということが明らかにされているところかなと思った。これに関しては改めてちゃんと読んで論じたいと思う。

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