保守主義とは、何を守るのか:衣食住の「生活」と「マナー」でなく「礼」、立居振る舞い/タワレコ渋谷で「ふつうの軽音部」アクリルチャームを買った

Posted at 25/01/14

1月14日(火)晴れ

今朝はそれなりに雲は出ているけれども、基本的には晴れ。最低気温は今の所マイナス5度なのでそれほど厳寒でもない。

昨日は午前中いろいろやったいたが、早めに昼食を食べて、出かけることにした。渋谷か新宿、どちらかのタワレコに行こうと思ったのだが、調べてみたら渋谷区役所前に大きな公共駐車場がある(渋谷区役所前公共地下駐車場、30分350円)ことがわかったので、実家に帰る前にそこに車を止めて渋谷のタワレコに行ってこようと思ったのである。

普段と同じ経路で地元のインターで首都高に乗り、三宅坂で4号新宿線に入って代々木インターで降りた。まっすぐ渋谷の方に出て、ナビ通りで行ったから細かいことはよくわからないけれども全然渋滞せずに駐車場もすぐわかって入ることができた。ただ中が結構いっぱいになっていて、空きスペースを見つけるのに時間がかかり、停めた場所は渋谷駅から一番遠いところだった。

13番出口から出てみると広い歩道に枯葉が舞っていて、今地図で見てみるとNHKと代々木第二体育館の間の道のようだ。渋谷駅の方に歩いていくとけん玉をしている集団がいた。駅の方から行くのと違って人混みの中を歩かないで済むのはかなりいいなと思った。休日で空いているということもあったのかもしれないが。パルコの角を曲がって線路の方に行ったらすぐにタワレコがあった。

渋谷のタワレコは行ったことがあるかどうかよく覚えてないのだが、「ふつうの軽音部」のポップアップショップがどこにあるかすぐにはわからなくて7階まで登ってしまった。時間があれば一階ごとにじっくり見ても良かったが、駐車時間があるのでとりあえず四階の目的地へ。ポップアップショップは人だかりが・・・ということはなかったが、それでももう売り切れているグッズもあった。私はアクリルチャームを三つ、と決めてレジに行ったら1980円になり、「2000円以上になるとカードがつきますよ」と言われたのでもう一つ買った。ブラインドなので中身は見えないのだが。カードもブラインドだった。

少しはCDを見てみようと思って探したのだがどうも自分の欲しいもののところにうまく行き着けず、またの機会にちゃんとみることにした。普段行ってる神保町のディスクユニオンとかならすぐわかるのだけど、まあある意味別の世界ではある。

さっさと車に戻ってナビでルートを確認したら初台で乗ることになっていて、代々木の方が近いのではないかとiPhoneで地図を見たら同じくらいの距離だったから、まあ確かにこれはよりゴールに近い方から乗った方がいいなと思ってその通りにした。出口が分からず、結局原宿側から出たのだが、岸記念体育館とか見えて、代々木公園の中の道、つまり表参道の延長上の道を走って山手通りに出た。代々木公園のこのあたりは昔路上パフォーマンスをしたこともあったから、ちょっと懐かしい感じ。富ヶ谷の交差点で山手通りに出ると、これも駒場に住んでいた頃によく代々木八幡駅や代々木公園駅まで歩いたので懐かしかった。

初台で左折し、高速に乗ったが、このルートは割といいと思った。あとで地図で見てみると井の頭通り側から出たほうが多少近かったようだが、距離的にはまあそんなに変わらないし、道としては良い方を通れて良かったと思う。

先週の月曜に夜車で帰った際には暗いし寒いし大雨で見通しが悪く、水蒸気が立ち上ってみにくいという中での運転でかなり疲れたが、今回はまた渋滞もなく、よく晴れていて明るく、太陽高度が低いから少し眩しい時はあったが、順調に実家に戻ることができた。石川PAについた時は流石にラーメンには早かったのでドトールでコーヒーとレタスドッグを買い、半分食べて、次の休憩の釈迦堂PAで残りを食べた。最後に八ヶ岳PAでトイレ休憩し、少しでも高速代を下げようと一つ手前のインターで降りた。

いつも行く隣町の給油所でガソリンを入れ、バイパスを通って書店とスーパーのあるところまで行き、少し本を見てスーパーで夕食とパンを買い、帰ったら5時を少し過ぎていた。

タワレコで買ってきたものを開けてみると、アクリルチャームははとっち、桃、鷹見、自意識アニマルの4つで、カードは水尾だった。彩目も欲しかったがまあ上出来だろう。満足した。

https://note.com/kous37/n/n432506ae7f02

すぐに炊飯器を仕掛けて、いろいろ周りを整え、7時に夕食を食べたらすぐうとうとしたのだが、寝床には9時過ぎに入った。

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今朝は4時過ぎに起き、トイレに立ってから一度寝床に戻ってうとうとしたが、5時前に起きて書くことを考えながらネットを見ていた。まあ最初はこういうふうに昨日の日記にはなったが、書いてみると割と楽しかったなと思う。渋谷や新宿に行くというのもどうも乗り気になれないのは電車や駅が混雑するからで、車で行くなら悪くないと思った。もちろん電車に比べてお金はかかるのでそうそうはできないが、選択肢の一つとしてはあるなと。

今調べてみたら東急ハンズとかだと2000円以上買うと1時間無料になるというのがあって、タワレコはやってないようだったけど、ハンズや西武にも行けばより安く上げられるということはわかった。タワレコはどうなのかと改めて調べてみたら、「駐車場 なし」とさわやかに書いてあった。

それにしても次週はまた別のクレジットカードを取りにいかなければならないし、その次の週には建物の検査に立ち会う必要が出てきそうで、毎週帰京することになるが、さてさてという感じではある。

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昨日は「自分の下部構造を考えてみる」ということで書いてみたのだが、なぜそのことについて考えようと思ったのかが分からなかったのだけど、つまりは「保守主義」というのは何を守るのか、ということについて、日本人の場合は特に日本文化、それもハイカルチャーとかではなく、また必ずしもサブカルチャーでもなく、もっと身近な生活文化、つまりは衣食住に関することが「守りたい」ことなのではないか、という問題意識がどうもあったようだ、ということに気がついた。

我々が伝統的な衣食住の生活文化をどれだけ守ってきているか、というと割とどうかなというところはあるのだけど、自分のことを考えてみると実家は自分が小学生の頃に伝統工法の家が祖父母によって建て直され、在来工法の住宅になっているのだが、洋間の応接間と台所以外は全て畳敷きだし、大正時代に建てられたお蔵も残っている。部屋と部屋の間仕切りは襖で、外の広いサッシのガラス戸と部屋の間には縁側に当たる部分があり、そこと部屋の間は障子で仕切られている。トイレも和式だったが母が足が悪くなってから洋式に改造され、段差を埋めたり玄関を登りやすくした階段など福祉用具も使えるようにはしてある。

普段はソファとテーブル、ベッドの生活だが、ちゃぶ台に座布団で生活することもできるし、掘り炬燵もできるようにはなっている。上座敷には床の間も違棚もあるので、掛け軸などもかけてある。住空間的には和の癒しと洋の実用の折衷という感じだなと思う。

衣服については、和服を着る機会はほとんどないし、自分でも持っていない。憧れはなくはないが、芯から冷える実家の地方の冬に、足元が暖かいとは言えない和服を着ようとは今のところなかなか思えない。切るとしたらむしろ東京にいる時だろうか。

食べるものも当然ながら和洋折衷だが、昨日も書いたように醤油と味噌の味付け、納豆や豆腐などの伝統食材が自分の食卓から消えることはないだろうなと思う。意識して守っているわけではないが、日本の、というか和の伝統もまた自分の生活の重要な一部なんだろうとは思う。

生活の保守主義というのは要はそういう身近なものから始まることで、そんなに大声で声高に守ろうと呼びかけるものでもなく、粛々と普通の日本人が「いただきます」と食前に手を合わせるような、そんなところから始まるのだろうとは思う。

生活と、「礼」。「礼」と言っても「いわゆるマナー講師」が捏造するような「お酌をする時はラベルを相手に見えるように」とかの馬鹿げたものではなくて、相手を尊重していますよ、感謝していますよという意思をそれとなく示すような、抑え目の表現が日本らしい奥ゆかしさだろうとは思う。

まあ「礼」の例を挙げてみるとよくわかるが、さまざまな日本らしさがいろいろな形で、特に商業的に侵食されているのはポリコレ以前の問題としてあるなとは思う。より簡素な、より奥ゆかしい「マナー」でない「礼」の精神こそが、まずは日本の保守にとって重要なのではないかとは思った。

「作法」などの問題もあるが、まずは「立ち居振る舞いの美しさ」を身につけたいものではあるなと思う。


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