「レコンキスタ」:スペインを支配したイスラム側の事情

Posted at 24/10/03

10月3日(木)曇り

今朝は調子があまり良くないので簡単に。

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黒田祐我「レコンキスタ 「スペイン」を生んだ中世800年の戦争と平和」(中公新書)を読んでいる。今第2章の39ページまで来た。西ゴート王国の成立と滅亡、イスラム勢力のスペイン(アンダルス)支配、その中心がアラブ人・ベルベル人だったのが地元のキリスト教徒たちも改宗が進み、彼らはムワッラドと呼ばれた。しかし新しく改宗した人たちはアラブ人とは同等に扱われなかったため、(アラブ人とベルベル人の間にも差はあった)権力闘争が頻発したのだという。イスラム支配下で改宗せずキリスト教徒に留まった人たちはモサラベと呼ばれ、またユダヤ人も多くいたため、民族にしろ宗教にしろかなり多様だったということのようだ。

この辺りの中世スペインのイスラム側の事情というのは今まであまりちゃんと読んだことがなかった(ないわけではないのだがあまり系統だってない記述が多かったので把握できた感じがしなかった)ので、かなり興味深いと感じている。

短いけれども、今日はここまでで。また調子が回復したら書きたいと思います。

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