フランス革命235周年/「ふつうの軽音部」:弾き語り「修行」とギターの「レベル上げ」

Posted at 24/07/14

7月14日(日)曇り

今日はフランス革命記念日、つまりパリのバスティーユ牢獄が襲撃された1789年7月14日から235年。近代に起こった事件は、自分が子供の頃に比べて「〜周年」というのがどんどん増えていく感じがする。高2の世界史で学んだ時からもう45年経っているわけで、あの頃はまだ190周年だった。フランス革命200年が1989年だったからちょうど東欧革命、ベルリンの壁の崩壊と同じ年になるわけで、その頃に研究動向も社会党や共産党の方向性にあったアルベール・ソブールらの唯物史観的な研究から、フランソワ・フュレらのいわゆる修正主義的な研究に中心が移っていった。私も90年代に革命史を研究したが、地方都市や学制などのより地道な研究だったけれども、フランスと日本がいかに違うか、というようなことを強く感じた覚えがある。

https://shonenjumpplus.com/episode/17106371891889388410

いろいろと考えてしまうことがあって、なかなかアニメとかも見られていないのだが、マンガは読んでいる。「ふつうの軽音部」は第30話「父と再会する」だが、ちひろと父との幼い頃、中学生の頃のやりとりが描かれ、幼い日に父の引くギターに憧れ、またよく懐いていた子供時代、離婚してのちに中学生の時に訪れた父に対しての冷たい態度などが描かれていて、この父子の歴史のようなものが垣間見えつつ、ギターのエフェクタをもらった(これはインディーズ版にもかなり前の方で出ていた)ことによってバンドのメンバーやクラスメートの矢賀ちゃんのことに話が弾み、少しネガティブな気持ちになっていたのが「頑張るよ私は」と前を向く気持ちになった、という展開が良かった。

それで視聴覚室の廊下で彩目とギターを合わせるのだが、BPMを150にセットして(そんなことがスマホでできるんだな)一生懸命合わせる練習をするところも良かった。公園での弾き語りのボーカル練習はまさに「修行」という感じだったが、彩目とのギター練習はレベル上げという感じがして、確実に上手くなっているんだろうなあと思う。実際の演奏の描写を読むのが楽しみである。

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by Luke Peterson

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