「キングダム」史実と創作のすり合わせと歴史題材マンガの醍醐味/朝の草刈り

Posted at 24/06/27

6月27日(木)曇り

昨日は朝軽く草刈りをしたのだが、今朝も少しやった。1日目はすぐ疲れてしまうのだが、2日目になると体が慣れるのか、割と要領が見えてくるので体が動く。日中に草刈機を使ってやるより手刈りの方が体にはいい感じだ。細かいところまでできるのもいいところだと言える。

昨日は午前中はお金の世話をして銀行回りをし、なんだか疲れたが、まあやらないといけないことだから仕方ないなあと思う。その間にどんどん仕事を思いついて郵便局で切手を買ったりクリーニングを取りに行ったり買い物をしたり。午前中に終わらせようと思った仕事を終えて帰ってきたら1時半くらいになっていろいろ大変だなと思う。まあなんとか動かしていくしかない。

ものを頼まれて話に来た人が昔の知り合いだったことがわかり、いろいろ話し込んだり。最近はいろいろ人からのアプローチが多い。そういう時期だということか。世の中はいろいろな形で回っていく。

https://amzn.to/3VJUjbc

マンガの感想を少し。今日発売のヤンジャンの「キングダム」だが、桓騎と王翦の六大将軍が李牧に二連敗し、危機に陥った秦での改革についてだが、国内の戸籍を徹底して作り、そこから兵士を徴兵するというプランが一つ。そして蒙恬・王賁・李信の3人を抜擢して李信と騰とで韓を滅ぼすというプランが昌平君から示される。

ここで史実と物語のすり合わせが行われているが、史実では確か騰が韓を滅ぼしたことになっていたと思うが、そこに李信を組ませることで主人公度を上げるということ、そして副将である羌瘣を将軍に格上げすることでやがて史実にある王翦と組んで趙と戦う下地を作ること。そして王翦が一時更迭されることで秦の統一の最終局面である楚との戦いにおける李信の大敗と王翦の勝利に向けての王翦の復活のストーリーが始まる、ということかなと思う。

史実では次は韓との戦いになるのは知っていたので、展開自体に驚きはないが、そこに信をそうかませるか、というのがなるほどというポイントなわけだ。

マンガの歴史ものは史書に書かれていない部分をどう補ってストーリーを組み立てるかというところに魅力のポイントがあるが、「キングダム」は本当にそこが卓越していて、特に私が一番すごいと思ったのは、六国による合従軍が秦を攻めた際、別働隊が南から首都咸陽を狙う蕞の攻防戦で、ここに後の始皇帝、作中では国王嬴政が自ら軍を率いて防衛戦に参加するところだった。これは全くすごいと思って史実かと思って調べたが完全なフィクションで、それを使って人を感動させるのがこういうマンガの醍醐味なんだなと思ったわけである。

こうしたことはおそらく以前も書いたことがあるのでこのくらいにしておくけれども、史実を利用しながら壮大な物語を組み立ていく作者さんの力量には、本当にすごいなと思わされる。今後の展開も期待したい。


月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday