「反東大の思想史」徴兵令改正と高等教育の官学優位の確立/創作とメンタル/音で聴こえる世界/「100カノ」に新キャラ登場

Posted at 24/06/07

6月7日(金)曇り

昨日は疲れが出たのかあまり何もできず、夜もあまりちゃんと眠れなくて銀行に行ったり書店に行ったりスーパーに行ったりしていたがあまり回復しないのでとりあえず横になる時間が長かった。ちゃんと布団に入って休めばよかったような気もするが、こういう時はそういう思考もあまりちゃんと働かないのでなかなかベストなことができないのが困ったものだなとは思う。

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マンガはそれなりに読んだが本はあまり読めなかった。「反東大の思想史」を少し読み、明治の最初にそれまで日本で生まれていた私学、福澤諭吉の慶應義塾や大隈重信の東京専門学校(現・早稲田)や、中江兆民や中村正直が主催していた私塾が勢いを失ったのは1884年(明治17年)に徴兵令が改正されてこうした学校の学生たちが徴兵猶予を受けられなくなったことが大きい、ということを知った。官学では徴兵猶予を受けられたので、当時新設されていた中学校や師範学校などに学生が殺到し、官学優位の体制がこれによって確立したということのようなのだが、学問にしろ学校にしろ社会の一部なわけだから、学問や教育の制度の枠内だけでなく、徴兵のような人間の一生に関わるテーマもちゃんと考えに入れていかないと学問や教育だけで話が完結するわけではないのだなと改めて思った。

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書くことがあまりないのでとりあえずゴミを捨てに行こうと自宅のものをまとめて作業場と仕事場を回りゴミを出して、セブンでカフェオレと週刊漫画Timesを買って、少し走ってこようとなんとなく気の赴くまま古い道を通って西山の方に行き、街道沿いの集落を回って走っていると、トイレに行きたくなったので西友によることにした。そういえば米がもうすぐなくなるなと思って米を買い、ついでに野菜や納豆などを買う。こちらの西友は街場のものと心なしか置いてあるものが違い、なんとなく新鮮な感じがして楽しかった。田んぼの間の道を走って帰ってきた。

今朝なんとなくぼうっとそういえば最近、小説や詩を書いていないなと思ったのだけど、最近描いている批評的な文章などはどうしても誰かを批判する論調みたいなのが出てきて、まあもちろん小説や詩だってそういう部分がないわけではないのだけど、なんというかそういうものが心のトゲトゲした部分を作っていて、それがメンタルに影響している部分もあるのではないかという気がしてきた。

だからメンタルをよくするために小説や詩を創作するというのはありだなということを思い出して、いろいろ考えていたのだけど、詩や小説などは五大の響きの中から新しいものを釣り上げる、作り出す、育て上げるみたいなところがあり、そういう意味で人を生み人を育てるのと同じような神聖さがあるのかもしれないなと思ったりして、そういえば「帰ってきた橋本治展」を見に行った時に印象に残った言葉の一つに、「僕は小説を神聖なものだと思っている」という言葉があったのだけど、それはこういう意味かなと考えたりしていた。

https://www.kanabun.or.jp/exhibition/19579/

自分は音に敏感なので、音を通して、聴覚を通して世界を見た、描いた小説作品、みたいなのができたらいいかなと考えたり。

「世の中から、世界から、響きが聞こえてくる。人の生み出す音、動物の生み出す音、植物の生み出す音、自然の生み出す音、その向こうに、その奥にさらに聞こえる響きがある。」

みたいな感じで。

車のラジオから流れる天気予報のお姉さんの声が、感じのいい人とあまりそうでない人がいるのは何故かなと思っていたのだけど、それは自分が音に敏感だからというのがあるのかと思ったり、そうすると声優オタクという人たちも音にうるさい人たちなのかなと思ったり、そんなことを考えたり。

https://shonenjumpplus.com/episode/17106371867623735074

どうして小説のこと、創作のことを考えたのかと帰ってきてジャンププラスを読んでいたら「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」に29人目の彼女として登場した雪房田夢留(ぜつぼうだ・める)という絵本作家の高校生が出てきたのを読んだことの影響なのかもしれないと思ったり。この作品はさまざまに個性的な彼女がよく思いつくなと思うくらい出てくるのだが、タイトルは100人だが実際にはまだ29人めなので(連載は既に3年以上、単行本は18巻が今月発売)どうやってキャラクターを考えているのかなとか思ったり。企画書1000本ノックではないが、採用率1割と考えると290人分くらいは考えているのかもと思ったりするが、実際にはどんな感じなのだろうか。

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まとまりはないが、そんなことを考えていた。


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