ビール券とかギフトカードとか/「勉強ができる子は何が違うのか」:「非認知能力」の重要性/「正反対な君と僕」:高三受験生の「指定校推薦」をめぐるリアル
Posted at 24/05/27 PermaLink» Tweet
5月27日(月)曇り
今日は午前中は雨の予報か。ガス工事はどうなるのだろう。あるとないとでは自宅や作業場前の通れる道が違ってくる。ただまあ本当に実際の天候次第だと思うし、いろいろ考えても仕方がない。ただもともと臨機応変的に考えないといけない事が予定に入っているので不確定要素が増えないでくれるとありがたいなとは思う。
昨日はいろいろやった後午後は買い物に出た。とりあえず出てきたビール券と商品券・ギフトカードを使えるところを探しながら買い物したのだが、国道沿いの酒の量販店に行って聞いたらビール券は使えて他のものを買っても良いということだったので、ヱビスビールとナッツ類を何種類か買う。
それから書店に行って榎本博明「勉強ができる子は何が違うのか」(ちくまプリマー新書、2023)を買った。まだ少ししか読んでいないが、「教育の効果(例えば学校の成績)」を考える上で重要になるのは認知能力、非認知能力、メタ認知能力の三つがあるという話が出てきた。
認知能力とはいわゆる知能指数(IQ)のような能力だが、非認知能力というのは少し前に話題になったEQのことで、「自分自身を動機付け、挫折してもしぶとく頑張ることができ、衝動をコントロールし、快楽を我慢し、自分の気分をうまく整え、感情の乱れに思考力を阻害されず、他人に共感でき、希望を維持できる能力」なのだという。
つまり学習面で言えば「楽しく継続的に勉強を続けられる能力」ということになるだろう。まあ上のように書いてみれば大人でも難しい人は多いと思うが、多かれ少なかれそうしなければやっていけないから、訓練で身につけていく部分はあるだろうなと思う。
これを育てるのが幼児期の教育の眼目であり、認知能力(IQ)を育てようとすることでそちらが疎かになると力を伸ばしていくことができない、というのは本当にそうだなと思う。
教育学の本というのは私は読むのが苦手なのだが、教えていると実感としてわかることが物々しく命名されて言葉が行き交うけれどもどうも痒いところには手が届かず、読むと返って現実に対応しにくいという感じがあり、まあそれこそ他人に共感するのがあまりうまくないところが自分にあるということに気付かされたりはするなとは思う。まあ実戦の本としてよりは知識としてまず読んでみるという姿勢で読んでみようかなとは思っている。
この本は月曜に松本に行って買うつもりだったので松本に行く用事が一つなくなったなあと思うのだが、今日の予定がまた混沌としてきた。
アピタに行って食料品的なものをいろいろ買い、こちらはスムースにJCBギフトカードが使えたので支払いは100円台で済んだ。まだ探せばギフトカード類はあると思うのでもう少し探ってみたい。
***
https://shonenjumpplus.com/episode/17106371864158164556
今朝更新の「正反対な君と僕」第55話「未定/暫定/確定」を読んだ。高校3年生に進級し、話題が進路や受験に絞られてくる感じがだんだんやってくる時期を描いていて、54話を読んだ時には谷と鈴木のやりとりが、谷がずっと教員志望だったのが鈴木と付き合うことで世界が広がり、「迷いができた」とプラスに述懐する話になっていたのだけど、全体にどういう方向にいくのか、前話ではちょっと見当がつかないところがあった。
しかし今話は「指定校推薦」を誰がゲットするか、という受験あるあるのある意味生臭い話になっていて、ああ作者さんは「受験学年である高校三年生」のこの子達をリアルに描いていこうとしているのだということがはっきりして、少し感心してしまった。
今までのマンガ作品で読んだものとしては、受験そのものを扱った「ドラゴン桜」や「二月の勝者」などはあったが、「受験もまた一コマの高校生活」みたいなものがリアルに描かれたものはなかった気がする。その中で進展する関係もあるし、競合したり、「指定校推薦」について引け目を感じたり、そういう高校生の生態みたいなものが描かれていく中で、鈴木たちとの付き合いの中でハスに構えていた東が平への気持ちに気づいて必死に否定しようとするとか、今でも一緒に勉強したりしているのだけど素直に自分の気持ちを認められないところとかがリアルだなと思う。また東と言うキャラはギャル系ではあるのだけど彼女独自のところがあって、実は理数系が得意で看護大が志望だとか、高校生が大学を経て大人になっていく過程のリアルみたいなものもまた感じさせられていいなと思った。
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