GIANT KILLINGと作者さんの鹿島への思い入れ/「葬送のフリーレン人気投票」と魔族の躍進/セネガル大統領選挙/投資の面白さ:値下がり局面で上がるジャンル

Posted at 24/03/26

3月26日(火)雨

本当に毎日雪か雨が降る。冬がそのまま梅雨時になったよう。気温は5、6度前後にはなってきたので寒さは薄らいでいるのだが、春らしい日差しがない。天気図を見ると南岸に低気圧が停滞している。これで上空の気温が低ければ雪になるのだが、それほどでもないということなのだろう。この時期にこんなに雨が続いたことはあまり記憶にない。

昨日はあまりいろいろできなくて、ブログを書いた後物を考えようとしたのだがあまり良い考えが出てこなかった。基本的に疲れていたのかなと思う。朝ジャンプ・ヤンマガ・スピリッツとアフタヌーンをコンビニで買い、昼前に昼食の買い物と書店に出かけて「薬屋のひとりごと」の新巻とビッグガンガンの4号を買ってきた。

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午後は「ジャイアントキリング」を読み返したり。現在進行中の鹿島ワンダラーズ戦が掲載されている61巻から先日出た63巻まで読んだ。鹿島は現実のJリーグでも元々は2部だった住友金属のチームにジーコが肩入れし、鹿島町という決して大きくはない街に本格的なスタジアムを作り上げ、初期から赫赫たる戦績を上げたある種Jリーグを象徴するチームだから、連載当初からこのチームとの対戦をクライマックスに持ってくることは意識されていたのだなと読んでいて思った。

https://morning.kodansha.co.jp/c/giantkilling.html

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連載が始まったのが2007年だからもう17年になるが、まだ最初のシーズンが続いている。その間にJリーグのチームもかなり入れ替わり、当初は強かった読売ヴェルディなども全く違うチームになるなど変化はあるのだけど、長期連載していて同じように話の進行が遅い野球マンガである「おおきく振りかぶって」(2003年から連載が始まりもう21年になるが、1年生のみで発足したチームがまだ2年生の春の県大会)のように携帯が時代に合わせてスマホになったり、メールがラインになったり、果てはタイブレーク制などルールまで変わったりしているのにくらべればもともとシンプルなサッカーのルールはそうは変わってないのでまだマシだとはいえそうである。

代表監督とチームの監督のやりとりなども、普通の場合は代表の方が立場が上という感じだが、今回はジーコがモデルになったキャラが出てくるから彼が代表監督をからかったりしていて、大物感があるし、またチームの特別感も説得力がある。ヴェルディがモデルになっている東京ヴィクトリーとは何度も対戦しているが鹿島との対戦は今まであえて描かれてなくて、今回が初めてだけに、作者さんのこのチームへの思い入れもまた強いものがあるのだろうなと思ったのだった。

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夜はTwitterで「葬送のフリーレン」公式サイトの人気投票結果が発表されていたが、主人公であるフリーレンが「5位」だというのはTwitterでもトレンドに出るくらいどよどよした。Twitterではネットミーム的に大魔族の「断頭台のアウラ」が人気があったから多分上位に来るだろうと思われてはいたが、3位のフェルンを抜き1位のヒンメルに迫る勢いだったから、これはネットの力だなと思った。また魔法使いの中ではかなりやばい性格のキャラであるユーべルが4位に入ったのもネット人気の影響だろうと思う。

https://twitter.com/FRIEREN_PR/status/1772239562951254450

ただ、これは複数回回答可の人気投票だったので一部の熱心なファンが何度も投票してアウラを押し上げたということはあったのだろうと思う。ちなみに、一人一票のみで集計したバージョンではフリーレンが1位でヒンメル、フェルンの順、アウラは7位でこの辺りが実際の人気度に近いだろうなと思う。一人一票の集計では魔族で20位以内に入っているのはアウラ以外は19位のリーニエだけなのだが、複数可の投票では2位アウラ、6位リーニエ、8位マハト、9位ソリテール、16位トートと5人も入っていて、熱心に魔族に投票した少数のファンがいることが察せられるなと思った。まあソリテールには私も一票投じたが。

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セネガル大統領選、混乱していたようだが投票は行われ、投獄されているウスマン・ソンコの代わりに出馬した野党セネガルアフリカ愛国者党のジョマイ・ファイが大統領に当選したとのこと。現職のサル大統領は出馬せず、代わりに出馬した与党共和国同盟のアマドゥ・バ候補を破ったとのこと。セネガルはフランス植民地時代からの優等生的民主国家の印象があり、今回の選挙延期はかなり衝撃があったようだが、結果的にはほぼ平和裡に政権交代が行われそうで、新政権の政策もほぼ穏当なものらしく、良かったのではないかと思う。

今回の選挙についてとセネガルの政治構造について、こちらのnoteが面白かったのだが、フランス支配下時代からカトリックは増えているのだがイスラム教団が政治構造を支えているという話が興味深かった。

https://note.com/danujangsenegal/n/n4ab10c6e66ec

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再生エネルギー問題、かなりきな臭い話になってきているが、ちゃんと国会で取り上げられるのかは見ていかないといけないかなと思う。

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最近割と投資が面白くなってきているのだけど、昨日は小幅ながら大体下がった感じで、それでも日経平均40000円台はキープしている。私は日本株と投信が中心だから下がった時のリスクヘッジ的にS&P500やオールカントリーも少しは買っているのだけど、昨日はそれらも全部下がっていてこれではリスクヘッジの意味がないなと思ったり。持っている投信で値上がりしたのはインドのものだけだった。

こういう時にはどういう業種が値上がりしているのかと思い調べてみたら、陸運・証券取引・石油石炭・パルプ紙・鉄鋼などの業種が値上がり傾向にあって、なるほど実際に物を動かしたり製造したり原料を供給したりする実業系のジャンルが底堅いということなんだなと思った。インドが下がらなかったのもそういう製造業的な観点なのかもしれないと。AIなど最新流行のジャンルの取引が盛んだが、経済を支えるのはそういう実業ジャンルなわけで、どんなにコンピュータ産業が盛んになっても電気機械は無くならないしそのジャンルは食いっぱぐれない、という話を思い出したりもした。

まあこういうことはたまたまかもしれないので昨日はそういう印象を受けた、ということに止めておいた方が無難だろうとは思う。株式投資に関しては、私は割と自分に縁がある企業を買うことが多い、まあ世話になってるから、という感じなのだが、そういうところの方が会社の事情や実力を掴みやすいということはあるなと思った。昨日相場の格言みたいなのをみていたら「遠くのものは避けよ」とか「虫の好かぬ株は買うな」というものがあり、これはほぼ今書いたような意味のようだから、まあ自分の感覚も全く根拠のないものでもないななどとちょっと安心感を得たりはした。知的な部分とカンの部分、人間理解的な判断など様々な要素が反映するところがこういうものの面白さなのだろうなと思う。

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地元紙を読んでいたら書評欄で大木毅「勝敗の構造」が取り上げられていて、面白そうなのでAmazonで注文してみた。第二次世界大戦のいくつかの戦いを取り上げてそれを戦略・作戦・戦術の面から分析しているのだという。こういうのはいろいろなことに通じる部分があるから、時間がある時に読んでみたいと思う。

https://www.sun.s-book.net/slib/slib_detail?isbn=9784396618131

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