暖かい/自分の投資履歴で日本経済の低迷を改めて実感/久々のモールと初めて見たもの/左右両極分化の時代の「中庸」の重要性

Posted at 24/02/20

2月20日(火)曇り

今朝は暖かい。最低気温が9.5度。鳥がさえずっていた。なんだろう、4月並みという感じだろうか。しかし予報は曇りのち雨で、でも16度までは上がる予想。天気図を見ると寒冷前線が通過中なので、これから気温が下がるということだろうか。今週の予報を見ると、水木の最低気温はプラス、金土日と(つまり連休中は)零下まで下がり、特に土曜日はマイナス5度の予報。だいたいこの時期は気温が高めでも薄寒いのでストーブはつけてしまうし、暖冬だから暖房代が少なくて済む、というわけにもいかない感じがする。

昨日は東京の自宅で朝ジャンプ・スピリッツ・ヤンマガとサンドイッチを買いに行ったあとは証券会社から来た資料を探して家の中をひっくり返していた。ブログを書いた後、午前中に概ね書類自体はこれくらいかなというくらいは出てきたので読みに入る。93年にJR東日本株を売却したあとはそれを原資にMMFで置いておいたのだが、最初は1.7%くらい増えていたのに2003年から4年にかけては0.03%しか増えなくなっていた。この辺は定期預金とかが利率が下がってきたのと同じと言えば同じなのだが、MMFは国債に投資するものだし、いずれにしても日本経済の減速が厳しくなってきたことの表れなのだなと思う。1993年11月にはすでに日経平均は19000円台まで下がっていたが、2004年9月には11000円台なので、改めて振り返ってみても低迷もいいところである。この頃はまだ「失われた10年」で済んでいたが、ここからが経済苦境の本番だとはあの当時は思ってはいなかったなと。

そういう意味ではその頃にオンライントレードがある意味推進されていたということは証券取引を活発にすることで市場に少しでも刺激が与えられると良いという視点もあったのだろう。郵政民営化の選挙は2005年だからガンガンリストラ・民営化が進められていた時期でもあるし、手続きを簡素化するオンライントレードへの移行はその意味でも求められていたことなのだろう。実際、この時期までは証券会社からめちゃくちゃ大量の郵便物が届いていて、今から考えるとすごいことをやってたんだなという感じでもある。インターネットもまだまだ黎明期だったが、個人向け証券取引のオンライン化もまだ始まったばかりだったのだなと思う。

ただそのおかげでいつどのように投資してどういう結果になったかというのを文書を読んでいればわかるということもある。今は全部電子交付で、保存期間が切れたら読めなくなってしまうから、結局古いものもDLしておかないといけないのだけど、かなりの部分は保存してないのでその時期の取引はわからない可能性が高い(PC内部にローカルに保存してある可能性もあるのでその辺も調べてみないとわからないが)。パソコンも代が古くてもう何年も起動してないものを見る必要もあるから、ちゃんと追いかけられるかはわからないのだが。

パソコンは1994年ごろにWindows3.1のノートを買ったのが最初で、以後3.1のデスクトップやWin98のものを何代か使い、2001年から短大での仕事のために小さいのを使い始めたが、最初はデスクトップが本体で携帯用にノート、みたいな感じだったのに最近はノートとMacBookAirしか使わなくなってるなとそういう意味でも微妙な変化があるなと思った。東京ではいまだにWin7のデスクトップを使っているのだが。

私はどちらかというとわざとお金のことはほったらかしにしてきている傾向があったのだけど、いろいろ振り返ってみるとその時その時で時々手を出していて、ただ関心がなくなるとまたノータッチになる、みたいなことを繰り返している。ただその時に周りの助言や勧誘などで保険にいくつか入ったり年金的なものもやったりして、十分とは言えないけどそれなりに数十年経ってみると残っているものもあるから、やはり人のいうことは聞いておくものだという面はあるなと思った。

***

昨日はずっとそういうことをしていてあまり外出しなかったのだけど、昼ごはんを買いにアリオ北砂まで行った。最近は東陽町の西友とかイキイキが多かったので以前は毎週のように言ってたのに久しぶりの感じがした。書店を見てノジマ電機で25GのBD-DEを買ったが、50Gのものと25Gのものでかなり価格が違うので、枚数が増えて不便ではあるが、基本的にはしばらく25Gを使おうかなと思ったり。LOFTで整理用の紙のボックスを探したがなかった。アリオはモールとしてはホムセンが入っていないのが弱点だなといつもながら思う。一階のイトーヨーカ堂で昼食の買い物をして、空いている機械が並んでいるレジに入ってみたらここでは会計できないということで普通のセルフで会計をしてレジの外に出てから、IYレジというその場で買ったその場でバーコードを読める端末がついているレジ用のカートがあるのを知り、最初入ったレジはそのためのものだということを知った。使っている人は全然いなかったのでまだ普及はしてないようだが、スマホでも使えるらしい。スマホを使うのは面倒だが端末がついているカートは便利だなと思ったので、次回行った時は使ってみたい。家に帰ると1時間半経っていて、結局外に出ると外の面白さに惹かれてしまうんだよなと改めて思った。

夜は5時過ぎに家を出て車で丸の内の丸善へ行き、チャンピオンREDとキングダムの71巻を買った。少しフロアも見たが時間もあるので地下駐車場に降りてそのまま出たが、料金は400円で済んだ。今までは3000円買い物をして1時間の駐車券をもらっていたが、30分400円なら買い物額によっては無理に3000円にすることもないなと思ったり。かなりリーズナブルだなと思う。神田橋で首都高に乗り、三宅坂までは割とスイスイだったが4号新宿線に入ってから渋滞がひどく、高井戸まで45分とあったのでこれは困ったと思ったが、実際40分はかかった。石川PAまでたどり着いて八王子ラーメンを食べ、境川・八ヶ岳でトイレ休憩して10時に実家に到着。この時間はやはり特急の方が早いが、車は何より気楽でいい(特に荷物の持ち運びが楽)。高速料金やガソリン代を考えれば特急の方が安いのだが、時々は車で行きたくなるなと思う。

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世界では戦争の絶えない時代になったが、日本を含む西側諸国では国内の分断が進んでいて、その大きな要素はジェンダーをめぐる問題だと思うのだが、右も左も包摂して社会を成り立たせているのは「普通」の人たち、「中庸」の人たちであったのが、ジェンダー論が「ノーマル」や「普通の人たち」を攻撃するようになったのがその分断の大きな理由ではないかなという気がする。もちろん元凶はジェンダーだけでなくリベラル左翼の思想の行き詰まりみたいなものが社会政策に反映されてきてしまっていることが大きいと思うのだけど、安倍さんの時代はそれを適当に受け流していたのが岸田さんは割と生真面目に話を聞いてしまっていて、ちょっと社会がおかしくなってきているなと思う。暮らしやすい社会を維持するためには思想的先鋭よりもむしろ極端を嫌いある意味凡庸な中庸の精神の方が重要だなと思うのだけど、その辺りについてはまた考えてみたいと思う。

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