日本で宗教が嫌われる理由

Posted at 24/01/19

1月19日(金)曇り

ここのところ朝起きるのが遅く、今朝も目が覚めたら五時半で、こうなると午前中に用事がある日はかなり忙しくなってしまうのだが、まあ朝までちゃんと寝られるということ自体はそう悪いことではないんだろうと思う。

今年は年賀状がパラパラと五月雨式に届いているのでいつ整理すればいいかわからない感じなのだけど、次の日曜月曜に東京に帰る予定なので、そこできたものも含めて整理しようかと思う。

昨日は源泉徴収関係・年末調整関係の書類を税務署や市役所に提出しに行ったり、銀行でお金を払ったりして、事務的なことは片付けはしたのだがどうも頭の動きの鈍い日でこういう日に何か言われるとちゃんと対応できなくて困るなと思ったり。まあ税金は支払い期限があるので遅れるわけにはいかないのだが、事務的なことはなるべく誰かに任せたいなと思いつつ、自分で少しはやらないと全体像が分からないのでまあ仕方ないなと思ったり。

昨日は少し時間のある時に「フランクフルト学派」をエイリッヒ・フロムのところを少し読んだのだが、やはりこのグループは今の自分にとってはある種の敵、少なくとも論敵として相手のことを知る必要があるなと改めて思う。マルクス主義というのはつまりは闘争理論であって、少なくとも今受け継がれている理論としては家父長制なりなんなりの敵を設定してそれを倒すための理論として働いているように思う。そういう意味でマルクス自身の言うように共産主義は妖怪なわけだけれども、それはキリスト教などの一神教も世界観だけでなく敵を定めて糾弾するところがある。そして仏教にすらそういうところはなくはない、というかあるわけで、宗教というのはある意味で「敵を定めて戦う」理論体系と言えなくはない。特にその部分が特化したものが「カルト」と呼ばれるわけで、オウム真理教など実際にハルマゲドン(最終戦争)を始めてしまったわけだが、日本で宗教が嫌われる一つの理由はそういうところはあるよなと考えていて思った。

あまり深められないけれども、とりあえず今朝はここまでで。

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