「絢爛たるグランドセーヌ」とコロナ禍で練習できないダンサーたちの苦悩/考えるとっかかりを確認する

Posted at 23/11/21

11月21日(火)晴れ

昨日は午前中に銀座に行き、教文館で本を見てからお茶をして、いろいろ見てから靴紐が気になったので松屋で購入し、また地下で青椒肉絲の弁当を買い、その後日本橋まで歩いた。以前は客入りの少ない紳士服の量販店とかあってその店頭によくわからないものが叩き売られているのを買うのが好きだったのだが、最近は割と大きめの店舗でちゃんとしたものしか売らなくなっていて、どうも食指が動かない。ジャケットもちょうどいいのを探してはいるのだが、これがいいな、と言うのにうまく当たらない。こちらの趣味がちょっと変わっていると言うこともあるのかもしれないが。

日本橋丸善で「絢爛たるグランドセーヌ」の24巻を買い、駐車料金を払うのに1000円札が足りないなと思って地元の駅で降りて郵便局で1000円を数枚おろし、家に戻って弁当と昨夜の残りで昼食。出かける準備をして3時ごろ家を出て、亀戸のアトレでチャンピオンREDを買い、手土産を買って向島の知り合いのところまで行き、用事を済ませて向島で首都高速に乗ったのだが、5時前後と言うこともありめちゃくちゃ混んでいて、箱崎のいつもの合流のところまで相当かかった。そこからもいつもに比べて渋滞がひどく、新宿を過ぎたところでついにトイレに行きたくなって仕方がないので幡ヶ谷で一度高速を降り、コンビニかスタンドがないかと探しながら渋滞の甲州街道を走ったら、代田橋でセルフのスタンドがあったので入ったのだが、その時点で6時半になっていた。中央道に入ってからは渋滞は緩和され、それでも石川PAに入ったのは7時ごろだったから、都内を抜けるのに2時間かかったことになる。6号向島線の混雑は初体験だったが、大変だった。

途中で休み休み行き、家に帰り着いた時には9時半を過ぎていて、普段は3時間強で行けることを考えると、向島までの道が混んでいたこともあるけど都内を走ると言うのはかなり大変だなと改めて思った。

チャンピオンRED1月号で「絢爛たるグランドセーヌ」124話「STAY」を読む。こう言う長期連載のマンガ作品で「コロナ禍による困難」を正面から取り上げたものはほとんど読んでないのだが、まあコロナ禍が終わった今だからと言うこともあるのだと思うが、「今が一番大事な時期」と言う年代のバレエ学校に通う若いダンサーたちがろくに練習もできずに苦しんでいる描写が切々と胸を打った。ダンサーにしろアスリートにしろ、発表の場も練習の場も奪われた若者たちは本当に大変だったと思う。この話ではラストに救世主が現れるが、そうはいかなかった人たちは多いだろう。作者さんも彼ら彼女らの大変な様子を見ていてこのことは描かれなければならないと思い定めて描かれたのだと思うが、あの辛い時期を思い出していろいろ思うことはあるよなと思った。

まだ本当には終わってはいない、というか母の施設でもまだ面会は制限中だし部屋で会うことはできない状況が続いていて、「○○がない」と言われても探しにも行けない状況なので、いろいろとなんとかならないかと思うことは多い。

金曜からずっと忙しくて「考えてものを書く」ことから離れてしまっていて、うまくその世界を取り戻せない感じで困っているのだが、「合理主義と保守主義と反知性主義」の関係のあたりでもう少し考えるべきことがあるなと思う。その辺からもう一度立て直すと言うものなかなと思う。

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by Luke Peterson

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