ホンダの軽自動車・N-Box/「対世界用魔法少女つばめ」:不穏な世界で狂ったままバランスが取れている/「鶴子の恩返し」:テンションの高さと関係性の絡み方

Posted at 23/10/07

10月7日(土)晴れ

今朝も冷え込んで、足元が寒い。ストーブをつけてはいるが、部屋全体があまり暖まらないのは何故だろう。弱いが日差しはあるので障子を開けたが、縁側の部分の冷えが室内に入ってくる。冬というほどではないが、いきなり秋本番である。7時40分の気温は9.3度、最低気温は7.4度。

昨日は午前中母を病院に連れていき、施設に送ってその帰りに蔦屋へ行って「大雪海のカイナ」と仕事の本を買った。帰ってきて食事をしたら疲れが出てしまって、しばらく横になっていた。

夜は比較的眠れたかなという感じ。ただ朝起きて結構ぼうっとしていて、疲れが出ても予定がはっきりある朝は無理矢理にでも頑張るのだが、今日は生活面でいろいろやっておこうと思うことはあるが「予定」があるわけではないので、こういう時はなんとなく気合が入らない。ただそういう時に精神的な泥沼に落ちていくことはよくあるから、自分をちゃんと動かすことを意識しながら無理をしないで動く必要がある。冬物のズボンを出したり冬物の布団を出したり、した方がいいことは多い。

https://www.honda.co.jp/Nbox/

昨日なんとなく「ガイアの夜明け」を見ていたらホンダの軽自動車開発についてやっていて、あまりよく知らなかったので、今一番軽で売れているのがホンダだというのを知って驚いた。N-Boxという車種だそうだが、今朝の新聞にも折込チラシが入っていて、これは連動した企画なんだろうなと思った。同時にスズキのチラシも入っていたので、今が売り込みのシーズンなのかもしれないが、ホンダの軽の開発者がF1のエンジンを作っていた人だというのもその本気度がすごいなとは思った。N-Boxは普通乗用車を含む全ての車種で一番売れているそうで、この辺りはホンダの鮮やかな商法が久しぶりに成功したんだなと思った。

https://shonenjumpplus.com/episode/14079602755278384822

今日始まったジャンププラスの新連載、「対世界用魔法少女つばめ」がかなり不穏で、面白い。この絵はどこかで見たことがある、と思いながら読んだのだが、途中でこれは「PPPPPP」をジャンプで連載していたマポロ3号さんだ、ということに気づいた。「PPPPPP」でもカルピスの昔のCMのような絵と記号や文字が同次元で氾濫するある種の悪夢のような、「魔法少女まどか☆マギカ」の異世界をデザインしていた犬カレーさんに通じる世界観で、「PPPPPP」も穏やかなのか不穏なのかわからない世界だったが、最終的に不穏ラストだったので、それがうまくこの新連載のスタートにつながっている感じがする。

この第一話も最初は30ポイントくれるというから読み始めたのだがどんどん引き込まれ、もう3、4回読み直している。最近では珍しい。世界も普通なところから始まるのかと思いきやいきなりハートが満載という訳のわからない世界で、主人公の存在自体も割と悪夢みたいなのだけど、狂った世界を狂ったように描くというのはそう簡単なことではないと思うし、この作品はその辺りがすごく「狂ったままバランスを取る狂った世界」になっていて、今まで出てこなかった「まど☆マギ」の正統な後継者なんじゃないかという感じさえした。

「まど☆マギ」もそういう作品だったが、もう一つ思い出したのがバルテュスの絵だ。彼の絵も世界がどこか尋常ではない不穏さを常に湛えていて、その不穏さがいつか溢れ出してしまうのではないかという感じがする。この世界がどのように描かれていくのか、期待したい。

ジャンププラスで言えば、もう一つ最近始まった「鶴子の恩返し」というコンカフェで働く女子高生と、亡くなった姉がそこで働いていたことを知って行ってみた生活指導教師がそこで出会うのだが、「弱みを握られた」と感じた教師が学校では孤高で暗い顔、コンカフェでは明るく接待する生徒のギャップに振り回されるという話で、これもとても面白いのだが、コメント欄を読んでいてこの作者さんが以前ジャンプラで連載され、私は全巻持っている「もえばな」の作者さんであることに気がつき、言われてみたらその絵なのだが、雰囲気がかなり変わっていて、ちょっと驚いた。

https://shonenjumpplus.com/episode/14079602755125437490

「もえばな」では華道をテーマにしていて主人公はアイドルおたくでテンションが高いのだが、そのテンションが空回りする系の話だったのだが、今回は登場人物たちのテンションがうまく組み合わさってすごく関係性が出ていて、とても面白い。またなんといっても主人公の鶴子がとても可愛く、このキャラなら当たるよなという感じなのだが、先生のキャラもいいキャラで、クール系眼鏡男子が振り回されるというのがツボな人は必ずいると思うし、またカラーの表紙絵が毎回可愛らしく、毎回満足させられる感じだ。


それぞれ先がとても楽しみだ。

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by Luke Peterson

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