「葬送のフリーレン」を読み始めた/「2.5次元の誘惑(リリサ)」:「まゆら様のキラキラ」と「才能があるのに自己肯定感の低い子どもたち」
Posted at 23/10/28 PermaLink» Tweet
10月28日(土)晴れ
あっという間に土曜日。今週は日曜からずっと忙しかったということもあるのだけど、気がついたら土曜日という感じだ。気を使うこともいろいろ考えることも仕事自体も多かったので最近母を病院に連れていくのに診察券や保険証を忘れたり、細かいボーンヘッドが多い。出かける前に持ち物を確認する習慣をつけないとと小学生並みのことを思う。
今朝は目が覚めて時計を見たら5時20分で、近頃になく寝た感じ。昨日は仕事自体は少なかったのだがプリンタが故障して修理を頼んでる人に来てもらったり、収入にならない仕事が多かった感じ。お金の工面とかも収入に直結するわけではないけどしないわけにはいかないことだし、そういう仕事が多いと忙しい感は強くなる。
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いろいろと見ていると、今季=2023年秋アニメの一番の話題作(アニメ)は「葬送のフリーレン」かなと思う。「薬屋のひとりごと」も話題ではあるが出足が遅いからこれからどうなるか。「薬屋」はビッグガンガンでも単行本でも読んでいるので大体予想はできるのだが、フリーレンは読んでないので食指が動かなかったのだけど、いろいろ取り上げられているのを散見すると面白いかもと思って昨日はKindleで一巻だけ買って読んでみている。魔王討伐パーティーが解散した後の後日談から始まるという斬新な設定で、「葬送の」という枕詞は高橋葉介「墓掘りサム」みたいな死んでいくすべての人の墓を作り弔う役、みたいな意味があるのかなという気はしたりしたのだが、また一通り見てから感想を書こうと思う。アニメの方も昨日が第8話だったのでそこからでも見ることにした。
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今日は土曜日なので「2.5次元の誘惑(リリサ)」の149話「はじまりのコスプレ」の更新があったのだが、最近少し複雑な気持ちで読んでいたのだけど今回は素直に読んでいていいなと思った。まゆり先生の回想回で、コスプレを始めたきっかけをリリサに語る。何よりもラスタロッテのキャラへの憧れからスタートしていたというのがそうなんだなあと素直に気持ちに入ってきた感じがする。
https://shonenjumpplus.com/episode/14079602755373431379
まゆり先生、まゆら様は「大人」というイメージが強いけれどもとても才能があって好きなことならなんでも得意になるし、努力もできてちゃんと先生もやっている。しかし子供の頃の胸が大きいという身体的コンプレックスで自分のことを肯定できないでいたのが、ラスタロッテのコスプレをすることで憧れのキャラクターに近づき、自分のことを認められるようになった、というのが本当にしみじみする感じがあった。
ジャンププラスのコメント欄を読んでいると家庭科の先生が露出の多いラスタロッテの衣装の作り方を教えてくれて、背中を押してくれたことに感激する感想が多いのだけど、それはそうであるとして、まゆりのような「才能があって努力もできるけれども自己肯定感の低い子」というのは教師の側から見たらとてもストレートに応援したくなる、背中を押してあげたくなる、いろいろ教えてあげたくなる生徒であって、先生がこの時にどういうことを考え思ったり、また同窓会で会った時になんと言ったかというようなことはわからないけれども、応援したくなったということは事実なんだろうなと思う。
個人的にもこういうタイプの人はとても応援したくなる、人間としても好きになるタイプだから、そういう意味でも今回の展開が好きだったということもあるし、そこに「まゆら様のキラキラ」を見つけてチーム・リリサでラスタロッテの衣装にチャレンジするリリサたちもとてもいいなと思った。
まゆら様は才能があるのに自己肯定感が低くて大人である意味天然なので、承認欲求が強いタイプの753♡をイライラさせるところがあって、その辺りもまた関係性として「良い」のだけど、「自己肯定感の低さ」というのは今の日本の子供達の一つの大きなネックでもあるので、その辺が解消していける展開が描かれると良いなと思った。
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イスラエルは一度に大規模にガザに侵攻するのではなく小規模な戦闘を繰り返して徐々に浸透する方向に行っているけれども、その間にも細かく状況が変化していて、中国では習近平に対抗する力を持った数少ない存在であった李克強が突如死去するなど不穏な動きも現れている。世界はどうなるのかまだよくわからないが、観察を続けていくしかないのだろうなと思う。
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