処理水放出を非難したソロモン諸島とホワイトハウスの太平洋フォーラムを欠席したバヌアツ/行動すべき時期なのか
Posted at 23/09/27 PermaLink» Tweet
9月27日(水)曇り
「岩波講座世界歴史19 太平洋海域世界」をパラパラと読む。目次を見ると3番目の章までは総論、4番目にオーストラリア、次がハワイ、それからニュージーランド、と大国や大国の支配地域、白人移民国家に触れて、その次がパプらニューギニア、フランス領ポリネシア、フィジー、ソロモン諸島。それから日本の関連してくる南洋群島(ミクロネシア)支配、小笠原諸島、という順番になっている。
中東・南アジア・東南アジアなどの諸国はそれなりに経済発展もし、それぞれの国の個性がだいぶ現れてきて、外部で見ている私などにもそれなりのイメージができているのだけど、アフリカと太平洋諸国はわからないところが多い。共通しているのは中国の進出・影響力の増大だろう。アフリカではロシアの存在感も大きいが、太平洋諸国ではまず中国だろうと思う。
特に最近際立っているのが国連総会で処理水の放出を批判したソロモン諸島。この国はこの本でも扱われているので読んでみたい。またもう一つ目立つのがバヌアツで、この2国は共に海域としてはメラネシアにある。ニューギニアに近いソロモン諸島は大東亜戦争中の激戦地となったガダルカナル島がある国で、日本とも因縁はある。バヌアツはオーストラリアと安保協定を結んだのだが、この件で中国からの援助が減る恐れがあると野党に攻撃されて政権交代が起こったばかりだということをテレビでやっていた。25日にホワイトハウスで開かれた太平洋フォーラムに、この二国は欠席していて対応が際立っているということなわけである。
太平洋諸国も気候変動や海面上昇、また大型台風(ハリケーン)の襲来など、問題はいろいろあるが、直接的に援助をくれる中国の影響力が強くなっているのは確かのようだ。アフリカは日本との直接の関わりは少ないので国連総会での行動などが気になる感じだが、太平洋諸国は直接日本の安全保障やシーレーンに関わってくるので、関心を持たざるを得ない部分もある。日本もより積極的に、これらの国々との外交を展開していく必要があるだろうと思う。
***
ずっと暑かったのが一時的に寒く感じるようになり、今日はどうかなと思って去年の気温を調べたら、大体同じくらいだったのでこの時期としてはこんなもの、ということなのかもしれない。今朝の最低気温は18.5度、最高気温は27度の予想。最高気温は少し高め、というか予報がちょっと変わった気がする。
いろいろやることが多くてなかなかのんびりというわけにはいかないが、今は行動すべき時期、ということなのかもしれない。昨日から何回もアフタヌーンを読み返しているが、「ブルーピリオド」と「おおきく振りかぶって」。あたらしい世界、新しい対戦相手、今までの経験を糧に、あたらしい世界に飛び込んでいく感じが何度でも読みたい感じがするのだろうなと思う。
朝セブンイレブンに行ったときにコーヒを買って母の病院代金の一部を支払い、帰ってきて朝食を食べた後ちょっと書類整理をし、家の周りの草が気になったので建物に絡み付いているのを中心に刈った。今年の夏はだいぶ暑くてその分草がいつもの年よりかなり繁茂し、また虫もいろいろと発生していて家の中にも入ってきたりしていてその辺りは早く寒くならないかなという気持ちさえある。ずっと暑かったからこの時期にしている栗拾いとか胡桃拾いもできていないが、もう落ちてダメになっている可能性もある。季節のものは難しい。
作業部屋に行って本棚を整理していたら母から電話があって欲しいものがあるというので少し片付けをした後で行こうと思ってやっていたのだが、本の移動は腰に来るので少しずつやることにしてあまり片付かなかった。今日も時間がある時に少し進めよう。
買い物をしたついでに駐車場代を払いにいき、少し話をして母の入っている施設に差し入れに行って帰ってきて昼食。片付けること、考えることが多いのに、会計事務所から電話がかかってきてまた準備しなければならないものが増えた。職場に出ていろいろ仕事。昨日は仕事をした実感はあったが、なかなか思い通りにいかないこともいくつかはあった。
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