芸能と性の関係

9月8日（金）雨

台風が来ているようで雨が降っているが風は特にない。今朝は母を病院に連れていくのであまり激しくならないとありがたいのだが。

ジャニーズ事務所記者会見関係のニュース、全く見る気にならなかったので見なかったのだが、タイムラインを追いかける限りやはり相当ひどいものだったようだ。ただそれこそ見ていないのでちゃんとした批判はできないのだが、大体「芸能と性の関係」のような大きなテーマになってしまうものをそう簡単に扱うわけにもいかない。この辺りのことはもう少し考えて整理してから文章にしたいと思う。

ただ言えるのは、芸能と性の関係を断つことはできないし、断ったら芸能が死ぬだろうと思う。芸能人が人並み外れて美人・美形だという話があるけれども、つまりはそれだけ性的魅力に溢れているということ。それのマイナスベクトルとして清純というものもあるが、それ自体が子供向けの売り物だったはずなんだがそれは大人も好きなものなので複雑になる。結局、清純も含めた性的なものって人間性の本質のかなり重要な部分であって、芸能の命みたいな部分でもある。

現代の芸能事務所はそういうものを基本的にうまくコントロールしているのだろうと思うけど、古くは任侠団体との深い関わりがあったりもしたわけだし、ジャニーズ事務所みたいに「公知の秘密」扱いでスルーしてきた面もあったわけで、そこを表沙汰にしたら返り血を浴びる人たちは膨大になる。皆どうやって自分の損害を最小限にしようかとマスコミも手のひら返しで糾弾側に回ろうとしているが流石にそれは浅ましいだろうと思う。まあ今までそうやってきたからそのようにしか動けないのだろうとは思うが。

関係者はより早く穏便に収めたいだろうと思うけれども、これを機会に芸能と性というものの関係について掘り下げて探究してみるのも面白いだろうとは思う。