岸田政権はなぜ若者に支持されないのか/マンガを読み返す
Posted at 23/08/09 PermaLink» Tweet
8月9日(水)晴れ/曇り
雲が多く、少しひんやりしている。とはいえ気温は25度近くなってきているのだが、こうしてパソコンに向かって文字を書いていると窓を開けて風を通すと寒いくらいの感じではある。少し動き出すとすぐ汗をかくのだが、このくらいの気候が諏訪の夏という感じではある。
昨日は午前中はものを考えたり調べたりの時間に使えたのだが、そんなに進んだわけでもない。ただ、漫画を読み返したりはしていて、昨日は「忘却バッテリー」を読み返していたのだが、Twitterで人気エピソード投票というのをやっていて、やはり夏の大会4回戦の帝徳戦で国都を全力で抑え込み、次のバッターにさよならホームランを打たれた回が一番印象に残るよな、と思ったりした。
https://shonenjumpplus.com/episode/3269632237313408116
ニュースについて背景などを分析して書く、という方針を立ててから、「読む」ということにより積極的になっていて、マンガなども読み返したりする欲望が出てきているので内容をきちんと押さえきれていない作品などはもう一度読み返したりしている。今朝のジャンププラスの更新で、「株式会社マジルミエ」が新たな展開に入っているところでの回想シーンだったので、一度初回から通して読み返してみたいと思ったので、時間があるときに読みたいと思う。
https://shonenjumpplus.com/episode/14079602755072895663
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昨日いろいろ読んだ中ではアフリカ・ニジェールのクーデタをめぐる緊張の高まり、エチオピアのティグレ内戦などにも関心はあるし、韓国の文化政策がフランスとは違った形ではあるが「成功している」という話などが興味深かったのだが、まだあまり書くほど掘り下げられていない感じなので、もう少し情報を集めて考えたいと思う。
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日本の政治で言えば、「安倍内閣とはどういう政権で、どういう時代を作ったのか」については安倍さんに賛同する勢力からも反対する勢力からも様々な総括というか回顧がなされているのだけど、「岸田政権はどういう政権で、どういう時代を作りつつあるのか」についてはまだあまり語られていなくて、それでも令和3年(2021年)10月に成立して以来もうすぐ2年になるわけだから、そろそろ語られるべきことはあると思う。岸田首相の在職日数はすでに麻生・大平・宮沢の過去の宏池会政権の在職日数を超えていて、もちろん元祖の池田内閣(4年4ヶ月弱)に比べるとまだまだだが、それ以外に上にいるのは鈴木善幸政権だけになっていて、宏池会政権歴代3位である。
どういう評価がされているのかと思ってネットで調べてみたら昨年の12月の記事だが「若者の支持が少ない」という記事が出てきた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022122600032&g=pol
改革色が弱いから、というネオリベよりの評価が記事につけられているが、私が思ったのは安倍政権との比較でのことで、岸田内閣の支持が低いのは、「期待感がない」ところだろうと思う。自民党女性部の物見遊山問題、要職議員の女性問題そのほか、「古い自民党」っぽいニュースが多く、「またやってる」という感じがしてしまうのだが、安倍政権の時には「古い自民党に足を引っ張られている」という感じだったのに岸田政権は「古い自民党の側にいる」という感じがしてしまう、というところが「改革色がない」と言えばそうなのかもしれない。
安倍内閣の時は、右だのなんだのと言われながら、「目指すもの」が明確にあって、妥協しながらそれでも前に進んでる感じがあったのだが、岸田内閣は他から言われたことを実行してそれを成果として見せてる感じがあり、政策が実現してもそれが本当に岸田内閣の政策なのかが伝わってこない。だからそれに岸田さんの熱のようなものが感じられなくて、それなら「誰がやっても同じ」となってしまうのではないかと思う。
世界情勢もいろいろ緊迫しているところもあるし、リーダーシップを発揮した方が国民も安心するのではないかと思うのだが。
個人的には安倍総理暗殺の後、統一教会問題に引っ張られすぎて暗殺犯のもてはやしに強い態度で臨まなかったのが私にとっての印象を悪くしているのだが、若者にあれがどのように映ったかはいまいちよくわからない感じはある。
そんなことを考えた。
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