中国の大水害/社会の治安と学校教育/フランスとアフリカの新しい関係:「フランサフリック」の解消とロシアの影
Posted at 23/08/04 PermaLink» Tweet
8月4日(金)晴れ
昨日は少し考え事に沈んで、と言うかいろいろなことが引っかかって物事がうまく回らないと言う感じだったのだが、まあ考えたこと調べたことなど少し書いておきたい。
昨日驚いたことの一つは中国の大水害。これは黒色中国さんのツイートで見たのだが、フィリピン沖で発生した巨大台風5号が中国に上陸し、福建省や中国北部、北京近郊で大水害が発生していて、天安門広場も水没したという。これは中国では明の時代以来とのことなので数百年ぶりのことのようだ。南船北馬というが、華北は乾燥帯で米が取れず小麦中心の粉食文化だ、という印象が強いから、北京周辺で水害というのは相当なことだなとは思った。
https://jp.reuters.com/article/asia-weather-doksuri-china-idJPKBN2ZC1Y3
そしてこれは昨日テレビで知ったのだがこの台風5号が変わった温帯低気圧が前線を伴って北海道の方へ回ってきていて、今北海道が豪雨になっているのだという。沖縄には台風6号もいるし、気象問題はこれからも激しくなりそうである。
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エマニュエル駐日米大使の問題は、ネットでもかなり多くの人が批判していてこれは日本人にもちゃんとそういうふうに感じる人が多くいるのだなということは少し安心した。
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埼玉県川口市周辺のクルド人の特に少年たちの話題が出てきた方と思ったら昨日は神奈川県相模原市のマクドナルドが地元の中学を出入り禁止にしたと言う話が出てきて、その記事を読んでたら相模湖周辺の藤野の山中に行って廃棄された?バイクを持ってきて改造して乗ってるとかそう言う話が出てきて、いろいろとどうなんだと思ったが、こう言う話になると「治安」とか「民度」と言うものがよくなってるのか悪化してるのか、と言うことがよくネットで議論され、「実際には昔より少年犯罪は減っている」と言う話で大体落ち着くのだが、どの時代にもそう言う少年たちがいたことは事実で、それはその時代なりの背景があって一概には言えないし、「よくなってる」「悪くなってる」と言うようなことは長いトレンドとしては今の所は言えないのではないかと言う気がする。
ただ戦後の犯罪の増加は戦災孤児であるとか在日朝鮮人の2世の子供たちが中学を卒業して行き場を失った頃に多発したとか、80年代の暴走族グループも同じように中国残留孤児2世のそうした問題が背景にあるということも聞いたので、クルド人2世が今行き場を失ってると言うようなことはおそらくあるのだろうなと思う。日本社会は今までそう言う人たちをある程度は吸収できてきたが、それだけの余力が日本社会になくなってきたら今までのような多様化政策は考え直されなければいけないのではないかと言う気はする。
日本人の勤勉で集団の和を重んじる性質のようなものは学校教育と徴兵制で叩き込まれたものという側面は伝統的に強かったが、そういう意味では学校教育が子供たちの変化に対応できない状況になるといわゆる校内暴力やいじめ、学級崩壊、学校崩壊のような現象は起こる。教育という営為は本質的に保守的なものだから、変化にうまく対応できない要素が多い。教育学者も今でも50年前の理想を振り回して現場を混乱させている人たちも多いし、あまりよくない意味で信念が強い人たちも多いので、大川小学校の例のように大津波が来るとわかっているのに適切に柔軟な避難ができずに多くの人命を失う事態が起こったりする。
ただ社会において学校教育の影響力は強いから、行政の指導力のようなものは一定以上はある。そういうものを共有できない新来の外国人のような人たちがうまく対応できないのもある程度は仕方ないのだが、そういう日常生活の綻びのようなところから治安の低下が始まるという感じもあり、その辺りも難しい。
問題はいろいろ絡み合っていてそう簡単ではないのだけど、景気が上向きになれば人心も少しは明るくなるということはある。
しかし今はどちらかというとコロナ明けということもあって社会が浮かれすぎている感じもあり、その辺が心配な感じがする。本当に日常に戻るためには、まだしばらくかかるのだろうと思うし、その時に力強い経済成長が戻ってくるような仕組みを官民あげて作っていく必要はあるようには思う。
いろいろ思っていることはあるのだが、ちょっとうまく書ききれないのでまた考えたい。
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今朝読んで知ったのだが、フランスのマクロン大統領は今年の3月のアフリカ歴訪でフランスの伝統的なアフリカ関与政策を変更する、ということを宣言していたということを認識したのだが、これは「Françafrique フランサフリック」と呼ばれる「西アフリカ諸国(旧フランス植民地)からのフランスの搾取構造」に対する批判を抑え、「より対等」な関係でこの地域との関係を作っていく、という考え方のようだ。
https://en.wikipedia.org/wiki/Françafrique
この辺り、まだ今朝読み始めたばかりなのでちゃんと理解していない部分が多いのだが、まず第一にはフランス軍のアフリカ諸国への駐留を減少させるということが眼目のようだ。
しかし実際にはフランスの影響力は近年低下が著しく、逆にワグネルのようなロシア勢力の浸透が進んでいて、今回のニジェールでのクーデターもロシアの影のようなものが見えていて、こうしたマクロンの目論見には黄信号が灯っている、という感じのようだ。
アフリカについての関心は一段落はしているのだが、まだまだスーダンの問題もあるし、ロシアや中国のアフリカへの浸透がどのようになっていくのかなど、注視すべき問題も多いなと思っている。西アフリカの現状に関してはまた調べて何かあったら書いていきたいと思う。
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自分自身のいる状況もそうなのだが、全体状況としてマイナスかプラスかそれともニュートラルにプラスマイナスゼロなのか、ということを見ると、コロナ禍の影響などもあって、まだまだマイナスにいるというのが現状だなと思う。プラスの状況だとあまり無理をしないで時に状況に委ねつつ全体をコントロールしていく、というようなことが可能だけれども、マイナスな状況はある程度は頑張らないとそこまではいけない。歳をとってくるとなかなかそれが大変になってきて頑張れる時間帯とか条件みたいなもの、頑張れる環境を作りながらやらなければいけないのでより大変なのだが、ここで頑張らないといけないことは確かなのでいろいろしっかりやりながらメンタルを整えつつ、ちょっと頑張っていきたいと思っている。
「逆境に負けない力」という概念として「レジリエンス」という考え方があるようだけど、ネットを見てもいろいろあるようなのでちょっと調べてみたいと思う。
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まだ読んでないが、朝日新聞がTwitterのコミュニティノートを批判しているようだ。時間がある時に読んでみたい。
https://digital.asahi.com/articles/ASR826CZ9R82UTIL013.html?ref=tw_asahi
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